中東とアフリカの決済手段のご紹介

Worldpay from FIS

Worldpay from FIS最新のグローバルペイメントレポート

Worldpay from FIS最新版のグローバルペイメントレポートはご覧いただけたでしょうか?前回は北アメリカの決済手段をご紹介しましたが、今回は中東とアフリカの決済トレンドをご紹介したいと思います。

本レポートは、各地域および40以上の市場の消費者がオンラインとPOSで買い物する際の決済手段をご紹介します。また、決済トレンドの他、スーパーアプリから暗号通貨、埋込み型金融やファイナンシャルインクルーションなど、様々な最近の話題になった決済システムも詳しくご説明します。お客様のビジネスにおけるカスタマーエクスペリエンスの向上にお役立て頂ける内容となれば幸いです。

フルレポートはぜひ下記URLよりダウンロードしてご確認ください。
URL:https://worldpay.globalpaymentsreport.com/ja

中東とアフリカのeコマース決済手段

中東とアフリカのPOS決済手段

【中東とアフリカの決済トレンド】

2017年から2021年にかけて年間26%という驚異的な成長を遂げた中東およびアフリカ地域 (MEA) のeコマース市場では、その勢いは若干落ちるものの、2025年まで年平均成長率20%という堅調な成長が持続すると予想されます。ナイジェリアとアラブ首長国連邦 (UAE) は、地域内の成長を年平均成長率23%で牽引し、南アフリカ (16%) とサウジアラビア (12%) は、より穏やかながら今後3年間も順調に成長する見込みです。この4つの市場におけるeコマース規模は、2021年から2025年にかけて倍増し、520億米ドルから1,080億米ドルに達すると予想されます。MEAはモバイルファーストです。モバイルコマースからの売上は2025年にはeコマース取引額の70%を占めるようになると考えられます。

MEAの2021年POS取引額は前年比6%増でしたが、成長率はこのレポートに登場する各国で異なります。ナイジェリアのPOS取引額は2021年に2%減となり、2年連
続で落ち込んでいます。しかし、2022年はプラス成長に転じる見込みで、2025年までの年間成長率は6%と予想されています。サウジアラビアのPOS取引額は2021年に2%増となり、2025年までの年平均成長率は5%と予想されています。UAEは2021年に5%の成長を果たし、2025年までの年平均成長率は6%と試算されています。南アフリカは、MEAでPOSが最も成長しており、2年連続のマイナスを経て2021年は前年比22%の成長を達成しました。全体として、域内のPOS取引額における2025年までの年平均成長率は5%と予想されます。

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著者

Worldpay from FIS

Worldpay from FIS(NYSE: FIS)は、世界中のマーチャント、銀行、資本市場に向けたグローバルeコマースを推進する大手フィンテックカンパニーです。20,000を超えるクライアントの年間750億件、9兆ドルに上る取引を処理し、世界の決済、銀行、投資をより先進へと導くことで経済とコミュニティの発展を目指します。