新型コロナウィルスの流行を機にECサイトをなどのeコマースの利用者が急増しました。
しかしオンライン上でのクレジットカード利用に不安を感じているお客さんは少なくありません。
さらにはクレジットカードの不正利用などの被害も増加しており、大きな問題となっております。
今回はそんな利用者の不安を取り除くための施策を紹介します。

3Dセキュア

事業者が3Dセキュアカードに対応していなければサービスを利用することはできません。
システム的に対応することにコストは発生しますが、利用者にも事業者にもメリットはあります。
利用者に詐欺の被害を心配しなくても良いという安心感を提供できることはもちろんですが、3Dセキュアを利用することで事業者側には不正注文が発生した場合の売上は保証されます。

3Dセキュア2.0

利用者側でパスワードの入力が手間であったり、そもそもパスワードを忘れてしまったということが頻発するようで今年の10月より仕組みが大幅に変わります。

大きく変更される点は下記の2点になります。
・パスワード入力が必須ではなくなる
・サイトと決済代行会社の通信内容が変わる

パスワード入力については必須ではなくなりますが、不正注文と検知された場合にのみ求められるようになります。

また前述していた不正利用時の売上保証についても3Dセキュア2.0に対応していないと保証の対象にはなりません。

対応するコストは発生しますが、本サービスを利用することで利用者の不安をぬぐうことができ、また不正注文が発生した場合の運用コストを削減することが可能になりますので、これを機にご検討いただくと良いかと思います。