JDが仕掛ける第二の爆買イベント、売れた商品は○○

ECのミカタ編集部

6月18日、JD主催のEコマース大会が開催!

 6月18日はオンライン小売のJD.com(以下、JD)が誕生した記念日であり、同時に「Eコマース大会」という中国ECにて大規模な爆買イベントが行われた。

 日本ではまだまだ認知は少ないが、規模はEC業界が1年で1番盛り上がると言われている、Alibaba(以下、アリババ)が主催する独身の日の次に大きいとされる。

 そしてその規模は年々拡大しており、JDやAlibaba(以下、アリババ)などをはじめとした中国の全域のEC事業者たちが6月18日のEコマース大会に向けて時間をかけて準備を行った。今回は2016年のEコマース大会の様子を越境ECの運営代行やコンサルティング事業等を行っている株式会社アップシェア 代表取締役 稲井田 顕章氏に情報提供していただき、2016年度のEコマース大会の動向をお伝えする。

2016年度、Eコマース大会の傾向は?

 Eコマース大会の今年のトレンドとして、値引き競争が昨年よりも激しくなったようだ。そのため販売の規模に対して、利益が薄かったと予想される。やはりモールでは商品購入まで繋げるためには、いかに値段を安くするか、ということが鍵を握っているのだろうか。中国消費者の中ではEコマース大会は、ネット上で物を買う日というよりも“商品を安く買える日”と受け止められている印象だ。

 また、今年のEコマース大会に参加したECサイトについて稲井田氏は、「SIEMENSやLittle SwanやMideaといった家電メーカーが目立っていました。また、Haierや三洋という日本でも有名な家電メーカーも注目を浴びていました。」とコメント。

 独身の日も家電は売れ筋商品の1つだった。しかしEコマース大会では特に家電メーカーが目立っている印象がある。その理由の1つとして元々JDは家電の自社流通から始まった企業であるため、家電に強いことが挙げられる。また、訪日中国人の「爆買い」にて、日用品などももちろんだが日本製家電も売れているため、中国国内での家電へのニーズはさらに高まってきているという様にも読み取れるだろう。このことから、中国市場へ日本の家電メーカーが進出する余地はあるのではないか。

 年々中国でのEコマース大会の規模が伸びてきており、株式会社アップシェア(以下、アップシェア)が支援しているECサイトでは、前日の売り上げをわずか1分で追い抜くという事例も発生している。経済産業省が発表した2015年度版「電子商取引に関する市場調査」の越境EC市場規模のポテンシャル(2015年と2019年を比較)でも、日本が約1.50倍、アメリカは約1.57倍なのに対し、中国は約2.94倍になると予想されている。現にアリババは2016年3月期、流通額4850億ドルを超え、世界最大規模となった。この結果からも今後の中国市場はさらに大きくなっていくことが見込まれ、さらに中国市場は注目を集めていくことだろう。

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