有力家電・IT取扱店の販売実績データに見る「旬」の商品と家電の流れ【GfKジャパン調べ】

ECのミカタ編集部

GfKジャパン(所在地:東京都中野区)は、全国の有力家電・IT取扱店の販売実績データ等を基に、2017年上半期(1-6月)の家電およびIT市場の販売動向を発表した。

 GfKジャパンの調査によれば、2017年上半期の家電小売市場は、前年並みの販売水準だったという。ここ数年低調だったAV、ITの市場縮小に底打ち感が見られたようだ。

 2017年通年の見通しとしては、2016年の市場規模7兆円をやや上回ると予測する。7月の猛暑を受け、足元で季節家電の販売が前年を大きく上回っていることも押し上げ要因といえる。販売形態では、インターネット販売が緩やかではあるものの成長を維持しており、2017年通年の家電小売市場における金額構成比は13%程度を見込む。

 各カテゴリーの傾向としては概ね「横ばい」といった所感。伸びている商品としてはワイヤレスタイプのヘッドホン/ヘッドセットの需要拡大が顕著で、特にBluetooth対応機は数量前年比38%増と成長。市場における構成比は数量ベースで20%、金額ベースで39%へ拡大した。これは

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