再配達と物流の今~物流業界/各社の動き編~

ECのミカタ編集部

 2017年は、物流業界に大きな流れが生まれている。物流業界の人手不足は以前より問題視されていたが、ヤマト運輸がついに運賃・サービスの改訂を発表し、Amazon当日配送から撤退とも一部で報道されている。これまで当たり前だった宅配スタイルが、今後、変化していくのかもしれない。業界はどう動いていくのか、企業側、消費者側、そ して業界全体とそれぞれの視点から見ていくことで、次の時代を見据えていきたい。

ヤマト運輸・日本郵便が進める コンビニ・ロッカーでの受け取り

 宅配会社の中でも、自宅外での受け取りなど、新しいスタイルに積極的なのは、ヤマト運輸と日本郵便だ。ヤマト運輸はもともとBtoCの宅配を主流にしており、日本郵便はここ数年その動きを追って、BtoCの宅配体制を整えてきた。それぞれの会社の動きを次にまとめる

ヤマト運輸

 ●コンビニなどの取扱店で受け取る

 「お届け予定eメール」もしくは「荷物のお問い合わせ」より、取扱店を選択し、指定した取扱店で荷物を受け取ることができる。コンビニでは、ファミリーマート、サークルK・サンクスで受け取ることができる。指定の取扱店に荷物が納品されると、「納品完了メール」で通知される。店頭の端末およびレジにて手続きを行う。

 ●街のロッカーで受け取る

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