ハイブランド委託販売・買取サービス「RECLO」がインドネシアでトップクラスのファッションEC「VIP PLAZA」と提携

日本最大級のハイブランド委託販売・買取サービス「RECLO（リクロ）を展開する株式会社アクティブソナー (本社：東京都港区、代表取締役社長：青木康時、以下「アクティブソナー」)はPT. VIP Plaza (本社：インドネシア、CEO/Co-Founder Tesong Kim、以下「VIP Plaza」)と業務提携したことを発表した。これによりアクティブソナー社は、2017年11月11日からVIP Plazaが運営するインドネシア最大級のファッションEC「VIP PLAZA（ヴィー・アイ・ピー プラザ）」にて「RECLO」の提供を開始する。

安全で高い還元率を実現したハイブランドリユースサービス『RECLO』

海外売上の状況

RECLOは「スマートリユース」をコンセプトに、「簡単・安心・高還元」を実現するCtoBtoCのハイブランドリユースサービスだ。査定・出品から配送までの面倒な作業を一気通貫して提供するとともに、正規品保証・返品保証をそなえたユーザーにとって安心できるプラットフォームを展開。

海外展開も積極的に行っていて、中国や南北アメリカ大陸をはじめ世界約200カ国で販売実績があり、海外での販売比率は月ベースで上昇している。そうした国内外の連携されたネットワークにより高い販売力を実現しているため在庫リスクが少なく、売主に高く還元する委託販売システムを導入するなどフリマアプリとは一線を画するサービスを提供している。

インドネシア最大級のファッションECサイト『VIP PLAZA』

VIP PLAZAはインドネシアで初のファッションのフラッシュセールスサイトだ。大きな特徴のひとつは、人気ブランドのアイテムを毎日最大80％オフの価格で販売している点。従来のECサイトとは異なる独自のサービス展開により2014年のサービススタートから拡大を続け、現在ではインドネシア最大級のファッションECサイトへと急成長している。

拡大するアジアの中間層とそのニーズに一早く対応

今回のアクティブソナー社とVIP PLAZA社との提携開始により、インドネシアを中心とする東南アジア諸国の消費者は日本に行かなくともブランド品をはじめとした日本の高品質な各種アイテムの購入が可能となる。日本で鑑定された「Checked in Japan（チェックド・イン・ジャパン）」の商品は世界的に信頼が厚く、日本から直送される点も評価されており、さらなるニーズの取り込みが期待できる。

みずほ産業調査によると、ASEANでは所得向上と人口増加を背景に中間層の拡大が見込まれていて、インドネシア、ベトナム、フィリピン、タイ、マレーシア、シンガポールの6ヵ国合計では、2014年に0.8億世帯だった中間層は2030 年には1.3億世帯まで拡大する見通しになるとのことだ（※１）。

このように中間層の拡大に伴い、高価格帯のリユース品に対する消費行動が活発化する傾向があり、それへの対応は同エリアでの事業展開の鍵となる。そのために、信頼のおける現地企業と提携してすみやかに市場へ参入することで、「Checked In Japan」のリユース品を取り扱うサービスとして独自のブランディング遂行と迅速な事業展開を実現していく予定だ。
(※１)出典：みずほ産業調査 Vol.54「Ⅱ.グローバル市場の拡大と変容」

インドネシアのユーザーに安心の「Checked in Japan」リユース品を提供

インドネシアでは近年、富裕・中間層の拡大に伴ってブランドリユース品への需要が爆発的に高まっている。一方で現地には偽物を販売する業者が横行しており、消費者が安心してリユース品を買い物できるチャネルが不足しているのも事実だ。

その状況を踏まえ、今回の両社の提携によってChecked in Japanのリユース品が幅広く取り揃えられ、かつ越境販売の運用ノウハウに長けたインドネシアの消費者に日本のブランドリユース品を幅広く提供することが可能となった。これによりVIP PLAZAのさらなる質向上が実現でき、顧客の満足度の最大化につながることが期待できる。

アクティブソナー社はこれまでも2016年10月にスタートした中国版RECLOに象徴されるように、海外ECとの提携等、グローバルな事業展開を積極的に進めてきた。その結果、世界約200ヵ国で同時併売可能なネットワークが構築され、米中を中心に海外での売り上げは月ベースで倍増する勢いだ。今後もアジアを含めた海外展開を果敢に進めていくとしていて、同エリアでの中間層の拡大とあいまってさらなる同社の勢いから目が離せない。