EC業界期待の成長株〜EC事業者編〜by「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 2017年 日本テクノロジー Fast50」

ECのミカタ編集部

EC業界期待の成長株〜EC事業者編〜by「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 2017年 日本テクノロジー Fast50」

 有限責任監査法人トーマツ(東京都港区)は、2017年10月に日本国内のTMT(テクノロジー・メディア・通信)業界の企業を対象にした、過去3決算期の収益(売上高)に基づく成長率ランキング「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 2017年 日本テクノロジー Fast50」を発表した。(支援企業編:https://ecnomikata.com/ecnews/17423/

 2017年で15回目を迎えた「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 日本テクノロジー Fast50」は、日本国内のTMT(テクノロジー・メディア・通信)インダストリーの、過去3決算期の収益(売上高)に基づく成長率の上昇が著しい日本企業(上場・未上場問わず)の応募からなるランキングプログラムだ。

 今回、ランキング入りを果たした企業のうち、EC事業者をピックアップしてみた。今年のEC事業において、どういった企業が成長を遂げたのかを追ってみたいと思う。

◆ペットゴー株式会社

◆ペットゴー株式会社

 EC事業者で最も上位にランクインしたのがペットゴー。ペットゴーは愛犬愛猫のためのショッピングサイトで、毎日のペットライフに欠かせないアイテムを多数取り揃えている。フードやトイレ用品などの消耗品は定期購入につながりやすく、固定ファンを増やしやすい。

◆オーマイグラス株式会社

◆オーマイグラス株式会社

 日本製の商品から世界的なブランドまでメガネ・サングラスを取り揃えた日本最大級のメガネ通販サイト。一度に5本試着できるサービスや、気軽に相談できるコンシェルジェなど、独自性のある取組で購買体験の向上を図っている。全国600店の提携店舗を持ち、直営店舗や一部の提携店舗では、オンラインストアからの商品取り寄せも可能となっている。

◆株式会社アイスタイル

◆株式会社アイスタイル

 @cosmeはコスメや美容に関する情報に敏感でアクティブな女性たちに、圧倒的な情報量とバリエーションの豊かさを提供し、広く支持されているコスメ情報専門サイト。膨大な量のデータをもとに、ECはもちろん、越境EC・マーケティング事業・店舗・サロン・求人・投資育成事業など幅広く展開しており、コスメだけではなくビューティー全般、日本だけではなく世界で"Beauty"に係る人や企業、個人事業主が活躍できるプラットフォームを作りあげている。

◆株式会社エイチーム

◆株式会社エイチーム

 エイチームといえば、インターネット・スマートデバイスを用いたゲームコンテンツなどが有名だが、情報サイトやECサイトなどの企画・開発・運営を行う総合IT企業だ。自転車専門通販サイト「cyma-サイマ-」を運営しており、200以上の豊富な品揃えで、プロが整備した自転車を自宅に届けるサービスを展開している。

◆プリントネット株式会社

◆プリントネット株式会社

 プリントネットは、様々な印刷物の入稿データをネットで受付、短納期で納品する印刷の通販ビジネスを手掛けている。低価格で気軽に利用できる印刷通販は利用者が急増している。そんな受注過多の中でもスピードと品質にこだわり、売上を伸ばしている。

◆株式会社ベガコーポレーション

◆株式会社ベガコーポレーション

 家具インテリアのインターネット通信販売および越境市場をターゲットとしたグローバルECサイトなどのEC事業を展開。楽天市場、ヤフーショッピングで数々の受賞歴がある「LOWYA」をはじめ、全6つのショップを展開している。

 海外ユーザーをターゲットとしたショッピングサイト「DOKODEMO(ドコデモ)」では、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、日本語に対応しており、該当言語ユーザーは誰でもどこの国からもショッピングを楽しめる。

今年のECのトレンド施策と来年以降の流れ

 ランキング入りした事業者を見ると「しっかりした専門性」と「高いオリジナリティ」を兼ね備えていることが分かる。ただ闇雲に商品を並べるだけではなく、どうすればユーザーが手に取ってくれるかを日々追求していることが伝わる。

 ペットゴーの定期購入や、オーマイグラスのオムニチャネル展開、プリントネットの即納、アイスタイルやベガコーポレーションの越境ECなど。EC業界のトレンド施策をしっかりと抑えているのだ。事業内容によってどう展開していくかが、よく考えられていて、テクノロジーとの共存も上手だといえる。

 多岐にわたる事業者の中、これだけEC事業者がランクインしているという点において、やはりECの持つ「勢い」はまだまだ衰えそうにないという感想を持った。来年度はライブコマースやAR/VRなどの分野の企業がランクインしてくるのだろうか。

 すでに来年以降の流れを考えてしまい、気が早いと笑われてしまいそうだが、EC業界におけるトレンドの動きは非常に早いので、こうしたランキングを参考にしながら次の一手に活かして欲しい。



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