「LINEショッピング」掲載アイテム数が3,000万点突破!気になるユーザー属性は?

ECのミカタ編集部

「LINEショッピング」掲載アイテム数が3,000万点突破!気になるユーザー属性は?

 LINE株式会社(本社:東京都新宿区)は、LINEから簡単おトクに買い物が楽しめるショッピングサービス「LINEショッピング」において、掲載アイテム数が3,000万点を突破したと発表した。併せて、2017年6月15日のサービス開始から半年を迎えた2017年12月15日時点のユーザー属性も公開している。

 「LINEショッピング」は、ファッションや雑貨をはじめ、スポーツ・インテリア・家電・コスメなど3,000万点を越える商品をLINEアプリ上から手軽に検索・閲覧できる総合ショッピングサービス。

 2017年6月15日のサービス開始以降、普段の買い物をLINEショッピングを経由するだけで、新たに登録することなくお得に楽しめるという点で好評を博しており、掲載アイテム数は「Yahoo!ショッピング」「ふるなび」「.st」などの店舗が加わり、3,000万点へと増加、スタート当初より約4倍となった。

 さらに、「LINEポイント」還元によるキャンペーンやリアル店舗連動のテスト運用を行うなどユーザーとの接点強化を継続して行い、会員数は1,400万人を超え、より充実した総合ショッピングサービスへと成長している。

 会員の男女比では、女性が78%と圧倒的に女性の割合が高いという。世代別では25歳~34歳が35%、35歳~44歳が30%と、若年層だけでなく幅広い世代が利用しており、ユーザーの広がりに乗じてファッションブランド・ショッピングモール・ふるさと納税ポータルサイトなど、利用しているショップも多種多様となっている。

社会インフラとしての価値の上昇がサービスを加速させる

 今後は、ユーザーが楽しんでショッピングをするための独自のキャンペーンも強化していくとともに、オンラインだけでなくオフラインとの連携強化も視野に入れ、よりシームレスにショッピングを楽しんでもらえる価値を提供していく。と同時に、2018年度は流通総額1,000億円を目標に掲げ、新たな店舗の追加やサービスの機能改善・コンテンツの拡充を積極的に行い、あらゆるショップの入り口になることを目指すとしている。

 LINEショッピングが急速に拡大した理由の一つに、「ユーザーとショップをWIN-WINで繋げるという構造にした」という点が挙げられると思う。自社でECサイトを構築するのではなく、あくまでも仲介役としてプラットフォーム作りを行ったことでスピード感のあるショップ展開を可能にしている。

 社会インフラとしての価値の上昇とともに、ショッピングを利用する年齢層も幅広くなっておりショップとしてもLINEショッピングに出店するメリットは大きくなっていることが伺える。まだサービス開始から半年しか経っていない伸びしろのあるこのサービス。今後も利用者の拡大は進むだろう。次の展開や施策にもしっかりと注目しておかなければならない。

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