アスクルのLOHACOが女性のニーズをとらえたラベルレス天然水『LOHACO Water(410ml)』の販売開始

ECのミカタ編集部

アスクル株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:岩田彰一郎、以下「アスクル」)が運営する、一般消費者向け(BtoC)インターネット通販サービス「LOHACO」は、7月18日より、オリジナル天然水「LOHACO Water 410ml」(1箱20本入、全8柄)を“ラベルレス”のペットボトルで販売開始した。

嬬恋銘水の「まろやかで清涼な飲み口」

嬬恋銘水の「まろやかで清涼な飲み口」画像はイメージ

今回、新たにラベルレスのペットボトルとして販売が開始された「LOHACO Water」の採水地は、2015年8月にアスクルグループ入りした群馬県吾妻郡嬬恋村。日本百名山である四阿山の山麓、海抜1,300mの高原にある。

四阿山に降った雨や雪は、数十年かけて安山岩質の溶岩や火山噴出物という天然のフィルターを通ることにより、「洗練された」ミネラルウォーターになる。嬬恋銘水では、この大自然の恵みである良質な地下水を、深さ250mの井戸より採水して原料にしているという。アスクル社では、硬度19mg/L と超軟水で、天然のミネラルをほどよく含んだ「まろやかで清涼な飲み口」が LOHACO Water の特徴であるとしている。

女性の趣向の変化に対応

女性の趣向の変化に対応

同社によれば、昨今、ペットボトルのサイズは一時期よりも小さいサイズが人気を博しているという。以前は、より「お得感のある」大振りなサイズのペットボトル飲料が支持されていたが、現在ではバックに入れて持ち歩きやすく、かつ飲み残しの少ないスマートサイズが女性を中心に人気を得ているとのことだ。

このような背景から、仕事やプライベートを充実させている女性に向けて展開するLOHACOが開発する「LOHACO Water」は、容量を500mlから減らした410mlサイズに設定したのだ。同社は、「“水”は暮らしの必須アイテムだからこそ、女性でも安心・安全な天然水を手軽に持ち歩けるようにこだわりました」としている。

また、今回のボトルデザインは全8柄が用意されている。水ができる自然のサイクルをイメージし、またスウェーデンのデザイナー集団「ストックホルム・デザイン・ラボ」とコラボレーションしてデザインされ、水が生まれるまでの過程に存在する「滝・雫・霧・雪」をモチーフにそれぞれ 2 種類のパターンで合計8種類となる。

さらに、ボトルに直接刻印を施した“ラベルレスボトル”になっている点も特徴的だ。廃棄の際に一つずつラベルフィルムをはがす手間を省くことができ、ゴミの排出を軽減することで環境にも配慮した設計となっている。

EC時代の“水”のあり方を追求

先に販売が開始されている「LOHACO Water 2.0L」 は、配送用段ボールの底面に合わせたサイズの外装箱を採用している。ボトルを1列に5本並べた形でのパッケージにすることで段ボール箱の底面に隙間なく収まり、他商品を破損せずに同梱でき、段ボール一つで届けることが可能だ。またスリムな形状から、家庭での置き場を選ばない収納のしやすさが人気を呼んだ(2016 年には「日本パッケージングコンテスト 輸送包装部門賞」を受賞)。

この実績から「LOHACO Water 410ml」でも、ECでの輸配送を前提としたパッケージで、配送効率や環境へ配慮し、さらには届けた後のユーザーの使い勝手を考慮した外装箱を開発したそうだ。特に水は、他飲料に比べてまとめ買いのニーズが多いことから、購入後の箱単位の移動や保管、収納での煩わしさを払拭する工夫を施している。

前述したように、水は必需品であると共に、重量があることからECでの購入が多い飲料でもある。そして今回、女性をターゲットにするLOHACOらしい工夫とデザインが各所に施され新たな製品の提供となった。BtoBとして事業者向け通販で確固たる地位を築いたアスクルは、BtoC部門でも細やかなニーズを的確に把握して、これからも新たな価値を提供していく事だろう。

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