スポーツECにも学べ!イオン、AIによる顧客サービスに投資する

ECのミカタ編集部

イオン株式会社(本社:千葉県千葉市/代表:岡田元也、以下イオン)は、このたび欧州No.1のスポーツECプラットフォームを展開するSIGNA Sports United GmbH(本社:ベルリン、代表:Dr. Stephan Zoll、以下SSU社)への出資を行うことを発表した。

欧州No.1!SSU社とは

SSU社は、オンライン・スペシャリティスポーツ小売業をメイン事業とするベルリンの企業。
欧州No.1 と言われる所以は、世界17カ国で約80のネットショップを運営しているという手腕もさることながら、自転車の組立・自動化された物流システムや、独自のソフトウェアでAIを活用した最適な価格設定、パーソナルウェアの提供など、顧客満足度の高いサービスを提供しているところにある。

オンライン専門スポーツコンテンツに特化していることで、高い評価を得て急上昇している企業だ。

イオンの「デジタルシフト」成長の一手に

今回の出資は、出資によってSSUのAIを活用した顧客ニーズを満たす商品提案のノウハウや、スポーツECのビジネスモデル、ECシステムのノウハウを活用し、イオングループが戦略として掲げる「デジタルシフト」の成長を、2020年に向けて加速させて行こうとするもの。

同時にこれまで店舗に投資していた分をIT・デジタル・物流分野にシフトしていく「投資のシフト」もおこない、これまでのイオンとは大きく異なる事業展開が期待される。

AIの積極活用で顧客ニーズを満たす

AIの積極活用で顧客ニーズを満たす

「あともう少しこうだったら」というような、細かいルールや頭を使うことをAIが代行していく、ということは、今後当たり前になってくるだろう。

スポーツECと商業施設、形態は異なれど、顧客ニーズを満たしたい、という観点は同じ。
それを解決する手立てがAIだったということだ。
イオンのデジタルシフトが進めば、今後、AIを活用した事例として注目されることだろう。

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