ニッセンの注文もPUDOで受け取り可能に。受け取り場所拡充に見るEC市場の拡張

ECのミカタ編集部

株式会社ニッセン(本社:京都市南区/代表:羽渕淳)は、ヤマト運輸(本社:東京都中央区/代表:長尾裕 )と連携し、オープン型宅配便ロッカー「PUDO(プドー)ステーション」で、注文商品を受け取りできるサービスを開始した。

再配達問題を解決する「PUDO(プドー)ステーション」

近年、ECの発達に伴って通販利用が増加し、再配達問題が課題として取り上げられるようになってきている。

ニッセンでは再配達問題に対応するため、すでにセブンイレブンでの引取を可能とした「セブン‐イレブン店頭受取り」を採用しているが、このたびオープン型宅配便ロッカー「PUDO(プドー)ステーション」を利用したサービスを開始。

オープン型宅配便ロッカー「PUDO(プドー)ステーション」は、誰でも利用でき、どの宅配会社でもサービスを展開できるのがメリット。ニッセンはヤマト運輸と提携することで「PUDO」サービスを展開し、受け取り方法の拡充に至った。

利用方法

利用方法

基本的な利用方法は、ニッセンから注文して「ヤマト運輸直営店」「宅配ロッカー(PUDOステーション)」を受け取り方法に選択。

ヤマト運輸からの納品完了メールを受け、自分で好きなときに受け取りに行くという流れだ。

PUDO受け取りで利用可能なサイズは以下の通り。
・3辺の合計が100cm以下の箱に入る商品
・梱包の重量が10kg以下の場合

利用には当然ニッセンへの会員登録が必要になり、会員登録後2回目の注文からPUDOでの受け取り指定が利用可能。現在ではコンビニ・郵便局後払い(@払い)が利用できないが、需要があれば今後対応していく必要もあるかもしれない。

受け取り場所の多様化に見るEC市場の拡張

ニッセンではすでにセブンイレブンでの店頭受け取りにも対応していたが、今回はそれだけでは不十分、よりユーザーにとって扱いやすいサービスとなるように、考えた結果だろう。

受け取り場所が多様化するということは、それだけ利用する人の数が増えているという事実に直結する。

今後もECの拡張は進み、受け取り方法の多様化も進むだろう。

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