EC支援事業好調!個人の発信できる場を提供。GMOペパポ、2019年12月期第1四半期決算

ECのミカタ編集部

GMOペパポ株式会社(本社:東京都渋谷区/代表:佐藤健太郎)は、2019年12月期第1四半期の決算内容を発表した。

売上の8割はEC支援事業とホスティング事業

売上の8割はEC支援事業とホスティング事業

セグメント別に見ると、ホスティング事業が53.9%、EC支援事業が25.2%、ハンドメイド事業が18.8%。

ホスティング事業では一時期契約件数が純減したことで、プロモーションを強化。結果として契約件数を2,135件増加させることにつながった。

ハンドメイドマーケット「minne」をメインとするハンドメイド事業においては、四半期初の黒字を達成。認知度拡大に努めてきた2018年に対し、2019年はいよいよ収益の増加に踏み込む。

売上高、営業利益共に100%超え!EC支援事業が好調

売上高、営業利益共に100%超え!EC支援事業が好調

ホスティング事業、ハンドメイド事業も売上高は前年比で100%を超える伸びを見せているが、売上高ももっとも伸びており、かつ営業利益も100%を超える伸びを見せているのがEC支援事業だ。

売上高は前年比136.1%、営業利益は111.4%の伸びを見せている。

ネットショップの開業・作成をサポートするカラーミーショップが好調。また、自分だけのオリジナルグッズを作成・販売できるSUZURI・Canvathも急激に会員数を伸ばしている。

ハンドメイド事業「minne」の売上が伸びていることからも、自分のオリジナルグッズを作成・販売したいというニーズが高まっていることがわかる。

個人事業主への支援を増強!ECと金融双方から

個人事業主への支援を増強!ECと金融双方から

カラーミーショップなどはもともと個人事業主や小規模店舗のEC支援を可能としているが、今後はさらに個人事業主への金融支援をおこなっていく。

EC支援事業やハンドメイド事業の拡張を見るに、国内の個人事業主・フリーランスが増加しているのは明らかだ。実際に、GMOペパポでの全ユーザー比率を見ても、法人2割、個人が約8割という結果になっている。

自分の作品を自由に発信できる場が提供されたあとは、金銭のやり取りや細かな手続きのサポートが必要になる。今後はそこに目を向けたFinTech分野にも踏み込む所存だ。

GMOペパポのこれからの施策で、よりEC市場が拡張することに期待したい。

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