ソーシャルメディアマーケティングサービスを提供するクロスフィニティ株式会社（以下：クロスフィニティ）は、年代別にストーリーズの閲覧状況と閲覧後行動を調査した。ここではその概要についてポイントを絞って見て行く。

調査概要

[調査主体]
クロスフィニティ株式会社

[調査内容]
Instagramの利用について

[調査地域]
全国

[調査対象者]
16歳から49歳の女性

[調査方法]
インターネット調査

[調査機関]
スマートフォン特化型リサーチサービス「スマートアンサー」を通じて調査

[調査期間]
2018年12月25日（火）

[有効回答数]
555サンプル（10代：138s、20代：139s、30代：139s、40代：139s）

同社ではInstagramの日本国内における月間アクティブユーザー（MAU）数は2018年9月時点で2,900万と利用者数が増えており、Instagramユーザーがどのような閲覧行動を行ったのかを探るべくユーザーの行動調査を実施したとしている。

10代女性はストーリーズ好き？

同社資料より（以下、同様）

年代別に「タイムライン（フォローしている人の投稿）とストーリーズの閲覧時間で、最も当てはまるものを1つ選択してください」と質問したところ次のような結果となった。

10代では、「ストーリーズを見ている時間が断然多い」と回答した人が約40％、「どちらかと言うとストーリーズを見ている時間が多い」を含めると全体の約50％以上が、より多くストーリーズを見ていると回答した。

計7割以上がスクショやアンケートの回答などを実行

「ストーリーズを見ている時、どのようなアクションを取ることが多いですか？多いものを3つまで選択してください」と質問したところ次のような結果となった。

10代の回答者が「スクリーンショットする」約44％、「アンケートに答える」約30％とそれぞれ回答した。同社ではこの結果から、10代の回答者は全年代と比較して、なんらかのアクションをとっていることがわかったとしている。

マーケ・プロモを行う上での貴重な資料

クロスフィニティでは、10代～40代の女性でInstagramを「週2、3回以上」利用しているユーザーで、Instagramのストーリーズを「1ヵ月に1回以上」閲覧している人の行動調査分析をクロスフィニティのオウンドメディア「CroJa - クロジャ」で発信している。

今回の調査結果にあるように、10代で「ストーリーズを見ている時間が多い」ユーザーは、全体の40％、10代の回答者はストーリーズを見ているとき、なんらかのアクションをとっていることが浮き彫りとなった。

SNSの中でも特に女性からの人気の高いインスタ。今回は年代別のストーリーズに対する関わり方が見えてきたようだ。プロモーションやマーケティングの場として、ますます注目されるインスタ。同分野で悩めるEC事業者の担当者も、大いに参考にできるのではないだろうか。