Creemaの参画で10社12サービス体制へ note上で商品表示ができるnote for shoppingのパートナーが拡大

ECのミカタ編集部

メディアプラットフォームnoteは、note for shopping のパートナーシップを日本最大級のハンドメイドマーケットプレイスCreema(クリーマ)と新たに締結した。

CtoCマーケットプレイス『Creema』

CtoCマーケットプレイス『Creema』

note for shopping の新たなパートナーとなったCreemaは、創作活動に取り組む全国の作り手と、生活者がオンライン上で直接オリジナル作品を売買できるCtoCマーケットプレイスだ。

「本当にいいものが埋もれてしまうことのない、フェアで新しい巨大経済圏を確立する」ことを目指して、2010年にサービスを開始した。現在、プロおよびプロを目指す作り手が中心の約15万人の出店者による、700万点以上のオリジナル作品が出品されている。

またオンライン上だけでなく、5万人以上を動員する「ハンドメイドインジャパンフェスin 東京ビッグサイト」等のイベントを開催し、常設ショップを3店舗展開している。

パートナーは10社12サービスに拡大

パートナーは10社12サービスに拡大

クリエイターがnoteで商品や開発背景を紹介することでファンを増やして、販売を促進する仕組みとして2018年9月にはじまったnote for shopping。

note for shoppingとはnoteを利用するハンドメイド作家やショップオーナーをはじめとしたクリエイターの活動を支援する機能だ。クリエイターはnoteで商品へ込めた想いや創作秘話、開発背景といったメイキング情報を発信。読者を商品カードから店舗を構えるECプラットフォームへ誘導し販売へつなげられる。

今回Creemaの商品カードをnoteで表示できるようになったため、ECプラットフォームのパートナーは10社12サービス(EC-CUBE・ebisumart・おちゃのこネット・ KATALOKooo・BASE・カラーミーショップ・Creema・SUZURI・STORES.jp・minne・ MakeShop・Yahoo!ショッピング)に拡大した。

noteに商品カードを表示

noteに商品カードを表示商品表示の例。

パートナーシップを通して、note for shoppingに参画しているECプラットフォームの商品URLをnoteの記事に埋め込むと「店舗名・商品名・価格」などが表示された商品カードが表示されるようになる。

同社ではクリエイターによるストーリーテリングの機会が増えることで、消費体験が「物の消費」から「物語への参加」へとより豊かなものになり、それらを通してクリエイターが創作活動を続けるための支援をこれからも行なっていくとしている。

noteはクリエイターが文章やマンガ、写真、音声を投稿することができ、ユーザーはそのコンテンツを楽しんで応援できるウェブサービスでありメディアプラットフォーム。

そこではプロとアマの分け隔てなく好きなものや人を見つけられるチャンスが広がっている。2014年4月にサービス開始し、現在までに約350万件の作品が誕生しており、月間アクティブユーザー数は1000万人に達した。今回のパートナーシップの拡大によって、そのnoteの価値がさらに高まることになりそうだ。

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