1パレットにつき1日単位から利用可能 物流倉庫シェアリングサービス『souco』が正式サービスイン

ECのミカタ編集部

物流倉庫のシェアリングサービス『souco』(以下souco)を運営する物流ベンチャーの株式会社soucoは、soucoを正式にサービスインした。

倉庫の有効活用には課題が多かった

souco社は、物流施設・倉庫の空きスペースを抱える企業と、スペースを必要とする企業の情報を集約しマッチングサービスを展開するスタートアップ企業だ。

同社によれば物流施設を利用する3PL企業や物流事業者にとって、閑散期における余剰スペースの転貸先確保や繁忙期に短期で賃借できるスペースの確保が課題の一つとなっている。

効率性の高い先進的物流施設は、千坪・年単位で賃貸借されることが多く、余剰スペースの転貸や短期の賃貸借については、3PL企業同士の情報交換に頼らざるを得ないケースが多く、業界の共通課題となっているのが現状だ。

1パレットにつき1日単位から利用可能

1パレットにつき1日単位から利用可能

その課題を前にして、同社が提供するsoucoでは「立地・料金・利用期間・設備」などの条件を設定し、条件に合致した物流倉庫とマッチング。1パレットにつき1日単位から利用することが可能なBtoBの物流倉庫シェアリングサービスで、2017年10月にオープンβ版としてサービス開始をした。

オープンβの開始以降、多くの問合せと用があり、その中で得た内容をフィードバックして正式サービス開始に向けて準備を進めてきた。

◆正式サービス開始に伴う主な変更点

[1]
案件登録時における登録可能な条件事項をグラフィカルにすることで登録内容を直感的に選べるようになった。

[2]
チャットシステムにより、情報のやりとりをスムーズにするとともに、案件登録からご利用開始までのプロセスがわかりやすくなった。

なおチャットシステムにおいてはsouco社が、マッチング成立~成約に向けてのサポートを行うので安心して利用できるとしている。

すでに登録事業者は400社に

同社によれば2019年6月現在、soucoの利用登録事業者数は約400社とのことだ。soucoは、物流施設の空きスペースの情報を登録・検索することができ、千坪以下の小ロットかつ、1ヶ月といった短期でも利用可能なインターネット上のプラットフォーム『souco』を提供することで、スペースを抱える企業とスペースを必要とする企業の課題解決を目指している。

同社も述べているように、物流倉庫の空き状況と、それを利用したい側とのマッチングはこれまであまり進んでいなかった。倉庫を有効活用はその運営会社と利用する事業体双方の収益向上にも直結することになる。

EC市場としても倉庫の確保はビジネスを展開する上でも生命線ともなる。特にsoucoは短期間かつ小スペースでの倉庫利用が可能であり、中小事業体にとってはより利便性が高いサービスと言えそうだ。


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