2万通りの組合せから選べてマイボトルで届く ユニリーバのD2Cパーソナライズシャンプー 『Laborica』が販売開始

ECのミカタ編集部

ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役 社長&CEO:髙橋 康巳)では、2019年7月1日(月)より、髪の状態や好みの仕上がりに合わせて、2万通り以上の組み合わせから自分だけのシャンプーを届けるパーソナライズシャンプー「Laborica(ラボリカ)」の発売をスタートした。

また商品の発売にあたり、2019年7月1日(月)からオフィシャルサイトをオープンするとともに注文の受付を開始している。

毛髪診断士が監修

近年、スキンケアやメイクなど、様々な分野において、パーソナライズ美容の需要が増加している。こうした背景をふまえてユニリーバ・ジャパンでは、研究所からユーザーに直送するパーソナライズシャンプー「Laborica(ラボリカ)」を新しく開発したのだ。

ラボリカは、世界190以上の国と地域でビジネスを展開し、130年以上歴史が続くグローバル企業の研究者が、日本人女性の髪のために創業したラボ(研究所)から生まれたシャンプーだ。ラボリカの製品は、のべ10万人以上もの日本人女性に製品テストを行ってきた企業の知見を活かし、一人ひとりの髪質や好みにあわせて設計する。

「毛髪診断士」が監修した髪診断をもとに、ユーザーの髪の状態や悩みを把握しながら、大手美容研究所の科学者が一つひとつ処方を設計。日本国内においてハンドメイドで調合し、研究所からユーザーの手元に直送される。

シャンプー・トリートメントの組み合わせは合計で2万通り以上。市販の製品では選べなかったような幅広い選択肢から、自分にあったシャンプーを見つけることが可能だ。

香りも自分好みにカスタマイズ可能。世界的な調香師が厳選したフレグランスから気分やモードに合わせて選ぶことができる。また、パッケージは、透明で削ぎ落とされたシンプルなデザインで名前入りのマイボトルに入れて届けられる。

『Laborica(ラボリカ)』概要

『Laborica(ラボリカ)』概要

ラボリカが目指すのは、科学の力で一人ひとりの”個性”を魅力として引き出し、一歩踏み出す自信を与えるシャンプーだ。「あなたらしい美しさで仕事もおしゃれも充実した人生を送ってほしい・・・」そんな願いとともに届けられる。

◆【商品情報】

[商品名]
「Laborica(ラボリカ)パーソナライズ シャンプー&トリートメント」

[価格]
6,980円(税込)※シャンプー・トリートメントセット/送料無料

[容量]
250ml × 2個入

[発売日]
2019年7月1日(月)

[購入方法]
ラボリカオフィシャルサイト限定販売

有名インフルエンサーを起用

商品の発売にあたっては、Instagramで人気を集める2名のインフルエンサー、パーソナルスタイリストの大日方久美子氏(@kumi511976)とモデルの長澤メイ氏(@xxmeixx1208)がラボリカのアンバサダーに就任。今後は、SNSを中心にラボリカ発売を盛り上げていくほか、限定パッケージのデザイン等も担当する予定だ。

◆【アンバサダープロフィール】

大日方久美子(おびなたくみこ)

アパレルメーカーの販売員を経て、2013年にパーソナルスタイリストとして独立。Instagramでは、自身の、服の値段にかかわらず上品でスタイリッシュな着こなしが人気を呼び、現在8.2万人を超えるフォロワーを持つ。現在はアパレルブランドのWEBページでスタイリングやモデル、コラボ商品の開発などもおこなっている。Instagramアカウント:@kumi511976

長澤メイ(ながさわめい)

愛知県名古屋市出身。“メイちゃん”の愛称で多くの人に愛されるキャラクターでファッション、ビューティーなど、幅広いジャンルや媒体で活躍。最近では、名古屋PARCO 開業30周年の広告『LOVE PARCO』のビジュアルやTVCMなど多数出演している。また、セルフプロデュース力の高さにも定評があり、SNSを中心に若い世代の支持を多く集めている。Instagramアカウント:@xxmeixx1208

D2Cが大手メーカーによる差別化の切り札に?

D2Cが大手メーカーによる差別化の切り札に?

オーダーメイド型のD2Cブランドが勢いを増しつつある。複雑な流通過程を通さず、メーカーが個々のユーザーの趣向や使い方に寄り添った商品をダイレクトに届けられる点で各方面から熱い視線が送られている。

これまではそうしたオーダーメイド型D2Cは比較的小規模なブランドやスタートアップ企業が事業展開するケースが多かったが、ここへ来て大手の企業やブランドがそうしたD2C事業体を買収するケースが増えている。

マス向けの製品で圧倒的にアドバンテージを持つ大企業、そしてそれに正面から対抗せず、パーソナライズされたアイテムでユーザーに訴求するD2Cベンチャーという構図が大きく変化してきていることになる。

この裏には、大手メーカーがこれまでのマス向けの販売戦略だけでは、ユーザーの心をつかみきれないといった危機感があるのかも知れない。マーケティングの基本的な要素に「差別化と囲い込み」がある。その差別化をはかるためにはこうしたよりパーソナライズされたアイテムを展開するD2Cの手法は大きな切り札となるだろう。

今回の「Laborica」の展開もまさにそうした文脈の中にあると読み解くこともできる。はたして大手メーカーが送り出すパーソナライズされたシャンプーは、その目論見通りのカスタマイズ性とオリジナリティをいかに発揮するのか、大いに注目と言えそうだ。


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