Shopify標準ブログ機能を活用したコンテンツマーケティング支援サービスの提供を開始 D2Cブランドにフォーカス

ECのミカタ編集部

株式会社アーキタイプは、Shopifyを活用し、D2Cブランドにフォーカスしたコンテンツマーケティング支援サービスを開始した。

サービス概要

同社によれば、Shopifyブログ機能(標準機能)を活用し、コンテンツストック型のメディアサイト構築と運用がパッケージで用意されるという。構築については、スマートフォン対応はもちろん、SEO対策も実施される。また、ロゴやカラー、書体などのデザインカスタマイズも可能となっている。

運用については、コンテンツの制作体制から構築。顧客事業体が行うのは、月に1回〜の編集会議で記事のアイデア出し・選定、記事の監修のみだとしている。ニーズにあったライターのアサインやライティング、公開作業などはすべて同社がサポートする。

Shopify標準のブログ機能を活用

Shopify標準のブログ機能を活用

公表に際し、同社では次のように述べている。

「コンテンツマーケティングと言われると難しいイメージが強いかもしれませんが、すべきことは継続的な情報発信です。ユーザーが『見たい!』『見て良かった!』と思えるコンテンツを発信し続けることで、ユーザーにファン(顧客)になってもらい、商品を買ってもらうマーケティング手法です。ユーザーにとって有益な情報は、ユーザーを惹きつけることができます。そのようなコンテンツを継続的に発信するには、ルーティン化が必要だったり、時間と労力も必要です。そこで、アーキタイプでは、ECプラットフォームであるShopifyのブログ機能を活用した、コンテンツマーケティング支援を開始いたしました」

顧客をファン化する

従来のプロモーションおよびマーケティング手法としては、いわゆるペイドメディアたる広告やCMの比重が高かった。かつては地上波や全国紙、折りこみ、雑誌などへの出稿がメインであったが、インターネットの普及にともない、WebやアーンドメディアであるSNSなどデジタル媒体が有力な出稿先となってきた。

一方でこうしたペイドメディアは、一度により多くの消費者に向けて商品やサービスあるいはブランドそのものの認知を高めることはできるが、その効果は一過性であることが多く、また継続して出稿するとなると、莫大な広告費がかかることも珍しくない。それに加え、ペイドメディアは商品の購入などコンバージョンに至る率もけして高くはないのも事実だ。

そこで近年、注目されているのがコンテンツマーケティングだ。Webサイト上にオウンドメディアを構築したり、ブログやSNSなどを通じて、良質なコンテンツを供給することによって、消費者にとって知りたい情報を提供し、顧客との間にロイヤリティを醸成して、ファン化できることが大きなメリットとなる。また作成されたコンテンツは、ネット上に蓄積されるため、そのまま資産となり、コンテンツSEOの面でも威力を発揮することになる。

一方で、良質なコンテンツを継続して供給するには、ディレクションの面でもクリエイティブの面でも、一定の労力と知見が必要となってくる。この部分でサポートをする同社の新サービスは、Shopifyでビジネスを展開し、顧客との間でロイヤリティを醸成したい事業者にとって、心強い味方となりそうだ。

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