UGC活用ソリューションLetro、導入から1週間でCVR1.1倍を実現 D2C寝具ブランド「NELL」で

ECのミカタ編集部

アライドアーキテクツ株式会社は、株式会社Morghtが販売する、マットレスブランド「NELL」に対し、同社のダイレクトマーケティング特化型UGC活用ソリューション「Letro(レトロ)」の提供を開始。ECサイト上でLetroを活用したことで、導入開始から1週間でコンバージョン率1.1倍を実現したと発表した。

成果を最大化させる戦略的UGC活用を目指す

NELLでは2021年よりマーケティングへの投資を増やし、新規顧客獲得のためにデジタル広告を強化する戦略を掲げている。しかし、EC事業に新規参入する企業の急増や広告単価の高騰から、従来のような広告の大量出稿だけでは新規顧客の獲得が難しくなる中、UGC(User Generated Contents:ユーザー作成コンテンツ=口コミなど)を活用してCVRを維持・向上させられないか考えていたという。

昨今EC業界では、サイト上に掲載するUGCの効果検証と改善を繰り返し行い、売上成果向上につなげる実績が相次いでいることから、NELLでもUGCを活用する施策への新規投資を判断。

UGCをただ掲載するだけでなく、低コストで成果を向上させるために「UGCの生成・活用・効果測定・改善」のサイクルを継続的に回しながら、成果を最大化させる戦略的UGC活用を行うことを目指し、Letro導入へと至ったという。

掲載開始から1週間でCVR1.1倍を実現

掲載開始から1週間でCVR1.1倍を実現

NELLの公式サイトやランディングページにLetroを活用したUGCの掲載を開始したところ、新規顧客獲得向けランディングページにおいては、UGC掲載後わずか一週間でコンバージョン率1.1倍を実現。

商品の利用者が発信する「寝心地」や「身体の痛みの変化」に関するリアルな商品体験談を掲載することで、購入検討時の不安払拭や信頼感の醸成につながり、コンバージョン率が向上したと考えられる。

今後は、Letroが提供する「UGC効果測定機能」を活用しながら、媒体や商品ごとに、表示するUGCや表示デザイン、表示位置の変更など効果検証と改善を繰り返すことでさらなるコンバージョン率改善を目指していく予定だという。

UGC活用ソリューション「Letro」

「Letro」は、企業のダイレクトマーケティング施策へのUGC活用を支援することで、売上成果向上につながる国内No.1「UGC活用ツール」。食品や化粧品の大手通販メーカーをはじめとする多数企業の売上成果向上を実現しており、化粧品通販売上高ランキングトップ25社のうち半数以上の企業でLetroが利用されるなど、高い評価を得ている。

D2Cの発展により、生活者は日々新たな商品やブランドと出会う機会が得られるようになった。一方で、それまで知らなかった商品を購入することへの躊躇がある生活者も多いのが現状だ。

一般消費者による同じ目線の口コミなどを通して、「この商品に満足している人がたくさんいる」と知ることは、知らなかった商品やブランドに対する生活者の懸念や抵抗感の払拭につながる。今後も、UGC活用の成功例は業種を問わず増えていくだろう。

ECのミカタ通信21号はこちらから


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事