2022年、Z世代のバレンタイン消費動向はどうなる?【Coeto調査】

ECのミカタ編集部

Coeto株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:湊 健二)が提供する音声SNSアプリ「Wacha(ワチャ)」は、2/14のバレンタインデーを前に、Z世代のバレンタインデー関する調査を実施し、その結果を公表した。ここではその概要についてポイントを絞って見ていく。

調査概要

調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年2月1日(火)~2月6日(日)
調査対象:全国の男女
有効回答数:140

「貰ったことをSNSでシェアする」23.3%

「貰ったことをSNSでシェアする」23.3%

「もらいたいもの」は、定番のチョコレートを含むお菓子類が上位を占めていた。中には、コロナ禍の影響により、「手作りのお菓子よりも市販のお菓子の方が安心」という理由で「市販のお菓子を希望する」という意見もあった。

また、勉強時間はアピールも兼ねてSNSなどでシェアしているZ世代だが、バレンタインデーに関してSNSでシェアするのは23.3%と低い結果に。Z世代にとって、恋愛事情はアピールする事ではないのかもしれないと分析している。

LINEギフトなどのオンラインギフトの活用が進む

LINEギフトなどのオンラインギフトの活用が進む

これまで手渡しが当たり前だったバレンタインも、LINEギフトのようなオンラインで渡すことのできるギフトの活用が進んでいる。LINEギフトには、スターバックスのチケットやコンビニのお買物券など、受け取り側が店舗で直接交換できる「eギフト」と、相手の住所を知らない場合でも、受け取り側が自分の住所を入力することでギフトが送れる「配送ギフト」といった種類があり、送る相手や予算に応じて使い分けられている。

コロナ禍という背景もあり、直接合わなくてもギフトを渡せる手段として定着しているようだ。また、SNS上でのコミュニティなど、名前や住所を知らない友達へのギフトとしても使われていることもうかがえる結果となった。

Z世代のバレンタインデーへのマインドが明らかに

同社は、調査実施の背景として、Z世代(1996年〜2008年生まれ)をメインターゲットとする音声SNSアプリ「Wacha」を展開する中で、Z世代が属するコミュニティの多様性に着目したとしている。

調査にあるように、バレンタインデーも、LINEギフトなどのオンラインギフトの活用が進んでおり、バレンタインデーに関しては、貰ったことをSNSでシェアする人は23.3%と少数であった。

ここでも長引くコロナ禍の影響が垣間見えるとともに、Z世代は言うまでもなくネットやスマホアプリへの順応性が極めて高いが、ECやアプリを活用しつつ「便利さ」や「気軽さ」を求めていることがうかがえる結果となったようだ。

特に「気軽さ」については、「多数のコミュニティに広く浅く属し、相手と程よい距離感を保とうとする」という特徴のあるZ世代にとっては、あげる側としても受け取る側としても「負担にならない」というのが大きなポイントであると言えそうだ。

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