定期通販・D2Cに特化したデータ経営支援ツール「KOURY(コウリー)」サービス開始

ECのミカタ編集部

KOURY(コウリー)ロゴ画像

小売業界に特化してビジネスのDXを支援する株式会社イングリウッド(本社:東京都渋谷区)は、定期通販やD2Cメーカーに特化したデータ経営支援ツール「KOURY(コウリー)」のサービスを開始した。

サービス概要

サービス概要

<定期通販・D2C事業者向けデータ統合経営DXツール>
必要なデータを収集し、課題を可視化。
独自AI技術によって課題解決・改善プランを提案し、成長戦略に基づく事業計画を自動で策定する。

名称 :KOURY(コウリー)
URL :https://service.koury.jp/


◆事業計画との差分の要因を瞬時に分析
▷事業計画との差異と対応策を瞬時にキャッチアップ、事業の軌道修正に集中。

◆独自研究開発されたAIによる収支予測
▷蓄積されたデータを元に、AIによる正確な収支シミュレーションを実現。

◆AIが自動で事業計画を作成
▷様々な実績データから、AIのサポートを受けながら自動で事業計画の作成が可能。

KOURY(コウリー)の特徴とプラン

※料金については要問合せ。

商品の企画・開発に集中するためのプロダクトとして開発

KOURY(コウリー)開発の背景として、株式会社イングリウッドは以下の様に述べている。

「定期通販事業において、ユニットエコノミクス(商品単位でみた損益分岐点)を見極め、正しく投資をコントロールすることの重要性は広く理解されています。一方で、当社がご支援させていただくクライアント様からは、下記のような課題に関するお声を多く頂戴しておりました。
しかしながら、様々なハードルにより、計画策定や軌道修正の判断にも苦労されているのが実態です。」

このような課題にフィットするソリューションが業界として存在しない状況であり、株式会社イングリウッドは自社ブランドの販売あるいは他社ブランドの販売支援においても、このビジネスに長年携わりながら同様の課題に何度となく悩まされていたという。

これまでの業界課題を解決するために、データサイエンスと定期通販独自の領域ナレッジをかけ合わせ、本来やりたい商品の企画・開発に集中してもらうためのプロダクトとしてKOURY(コウリー)は開発された。

今後の展望

同社は今後の展望について、以下の様に述べている。

「LTV、CPO、投資回収期間といった重要指標の算出やAI活用による推定精度の向上、アップセル・クロスセルオファーの最適化提案などの機能を提供する。さらにそこで蓄積されていくデータによって仕入れ・在庫管理の最適化や獲得数・獲得効率を最適化するメディアミックスの最適化などを簡易化・高度化を行う。使えば使うほど経営層も現場も使い続けたくなるプロダクトへ今後も磨き上げていきたいと考えています。」

これからの導入については、100事業者を年間目標にしているという。
複数事業者の成果事例を積み上げていくことで、より良いサービスへ進化を遂げることが予想されるKOURY(コウリー)。今後の進展に注目と言えそうだ。

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