検索しないEC【DROBE】に新機能を追加、商品との新たな出会いを創出

ECのミカタ編集部

株式会社DROBE(代表取締役 CEO:山敷守、以下「DROBE」または「同社」)が展開する「DROBE」が、UIをリニューアルし、「お気に入り機能」追加した。

利便性が向上

DROBE社が提供するパーソナルスタイリングサービス「DROBE(ドローブ)」が、昨年12月にストアのUIをリニューアルし、続いて1月13日(木)には「お気に入り機能」追加した。同社によれば、今まで継続して利用しているユーザーと新規ユーザー双方にとって、さらに利便性が向上したとしている。

DROBEには、プロのスタイリストとAIが協働してスタイリングし、顧客ごとに5点〜8点の商品を定期的に自宅へ届けるセレクトBOXのほかに、「ストア」という検索機能がないパーソナライズECがある。

通常、オンラインで買い物をするときには、キーワードや条件で検索して目当ての商品を自分で探すことになるが、DROBEのストアには検索機能が存在しない。プロフィールを登録(70問のアンケートに回答)すると、ストアに「好み・体型」などに合わせた専用の商品が表示される。

商品との新たな出会いを創出

商品との新たな出会いを創出

ストアは12月にUIをアップデートし、より感覚的に使いやすいUIに変更された。同社は、今まで画面上部に設置されていたタブでページを切り替えるUIを刷新し、トップページで縦や横にスクロールするだけで「おすすめ商品」の閲覧が完結し、回遊がしやすくなったと述べている。

また、タブをなくすことでサイト運営上さまざまな切り口でのレコメンドの追加がしやすくなったとのことだ。ユーザーには、より多くの商品との出会いや、DROBEが大事にしているセレンディピティの機会を提供できるような仕様となったとしている。

「おすすめ」精度をさらに向上させる

「おすすめ」精度をさらに向上させる

そして今回、「お気に入り機能」が追加された。ストアを開始した当初よりも取り扱い商品が増加し、現在は商品リストの更新が頻繁にされるようになっている。その為、リストが更新されてしまうと過去に表示された商品を再度閲覧することが難しい、という仕様上の都合で、顧客と商品との一期一会の機会を失ってしまうことがあったという。

そのような事態を防ぎ、顧客の購入体験を向上させるため、また、顧客からも要望も多く寄せられていたことから、気に入った商品を保存しておける機能の追加に至ったのだ。「お気に入りボタン」を押した商品は、「お気に入りリスト」に登録され、いつでも閲覧・購入ができるという。同社は今後について「お気に入り登録」した商品のデータを活用し、更に相性の良い商品を推薦するなど、おすすめの精度をより高めていく予定だとしている。

スタイリストによるおすすめのコーデや過去の購入商品と合わせやすい商品など、さまざまな切り口のおすすめ商品が表示され、自分で検索することなく商品を購入できるDROBE。登録料や利用料は必要なく、商品は自宅で試着が可能で気に入らなかった場合は送料無料で返品できるという特徴を持つが、今回の機能追加によって、その価値がさらに高まることになりそうだ。

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