センコーが「ひょうご東条PDセンター」を開設　土砂災害や洪水の危険が少ない立地にて安全な物流サービスを提供

センコー株式会社（以下：センコー）は2024年1月1日、「ひょうご東条PDセンター（以下：新センター）」を開設、運営を開始した。

神戸・大阪市内へのアクセスが良い立地

新センターは、中国自動車道「ひょうご東条IC」の至近にあり、神戸・大阪市内へのアクセスが良い立地となる。

ハザードマップでは土砂災害や洪水の危険がないことから、安全な物流サービスを提供。また、三田市や三木市と隣接し、人材確保における優位性も確保されている。

◆新センター概要
▷所在地：兵庫県加東市南山6-9-4
▷建物構造 ：S造2階建
▷延床面積 ：26810㎡（賃借部分）
▷設備：バース22台　ドッグレベラー、垂直搬送機、貨物用EV

兵庫エリアでの事業拡大を図る

新センターの周辺には、2022年に神戸市内に開設した北神戸PDセンターをはじめ、西神戸PDセンター、尼崎PDセンターなどの大型物流センターが複数稼働している。

センコーは3PL事業者としての実績、知見を活かし、業務改善やモーダルシフト、ダブル連結トラックといった環境に配慮した輸送方法を採用するなど、物流業務の効率化から環境保全への取り組みに尽力してきた。センコーは今回の新センター開設により、兵庫エリアでの事業拡大を図るとしている。

兵庫県は西日本随一の交通結節点と陸路での利便性が高いだけではなく、海運や航空においても多大なメリットを持つ。物流機能の強化といった側面で、兵庫エリアでの事業拡大は今後大きな効果を発揮することが期待されるだろう。