国内初となるEC業務特化型PaaS登場

ECのミカタ編集部

国内初となるEC業務特化型PaaSが登場
1受注処理あたり、@200円の従量課金で高性能なECクラウドが利用可能
EC業務のために開発したシステムが連続的、継続的に向上できるように

Commerble EC PaaS

株式会社Commerble(以下、Commerble)は、ECの運営者、及び開発者が、サービスの開発と運用に必要なプラットフォームと主要機能をクラウド環境から「パーツ」「API」として利用し、開発できるEC業務特化型PaaS(Platform as a Service)「Commerble EC PaaS」を2月1日より提供開始。初期費用無し、インフラ利用料・セキュリティ費用等を含む1受注処理あたり@200円の従量課金で、高性能なECクラウドサービスを提供する。
EC業界において、本格的なクラウドコンピューティングサービスの開始はこれが国内初。これにより、EC業務のためのシステム開発や運用の大幅なコスト削減、資産価値の継続、外部サービスとの連携が円滑になるなど、今後の躍進が期待される。

これからはクラウド環境から主要機能を利用し、開発できるように

クラウドと呼ばれるコンピューティングサービスが世に登場してからおよそ8年。今や多くの企業が利用し、システム開発やサービス運用になくてはならない存在になっている。将来的には年間約60兆円規模に成長すると予測されているEC市場において、この「Commerble EC PaaS」は待ちに待ったサービス開始となる。
PaaSとは、クラウドコンピューティングモデルの形態のひとつで、ソフトウェアの開発、及び稼動させるためのプラットフォームをクラウド上で提供するサービス。これにより利用者は、プラットフォーム上で開発したサービスを自ら利用したり、顧客に提供することができるようになる。
これまでECサービスの開発と運営には、培ってきたシステムをリニューアルの度に破棄し、またゼロベースからの構築を繰り返さなければならないことが一般的で、非常に手間や費用がかかるのが悩みの種だった。しかし、クラウドの利用でこの問題は解消される。性能や機能など資産価値の継続性でのトレードオフに対処、また継続的な進化が図られ、陳腐化しないシステムと業務が構築できるようになる。
「Commerble EC PaaS」の主要機能は、コンテンツ管理システム/ユーザ管理システム/商品管理システム/在庫管理システム/基幹システム連携/多店舗サイト連携/POS連携/コールセンター連携/各種バッチ連携/O2O連携/その他外部サービス連携など。EC業務がこのサービスにより、飛躍的な革新を見せることは間違いないだろう。


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