3人に2人がサプリメントを継続購入「健康を支える通販」JADMAレポート

ECのミカタ編集部

JADMAが「健康を支える通販」の研究レポートを発表
前年代の85.2%が「健康を気にする」および「やや健康を気にする」と回答
通販で購入したことのある商品では「サプリメント」が、購入率・継続購入率ともに第1位

85,2%の人が健康を意識、通販で最も購入率が高い健康商品はサプリメント

JADMA通販研究所(日本通信販売協会)は、通販に関する研究レポートの第12弾として「健康を支える通販」のアンケート調査を実施、その結果を発表した。
アンケートは、10代から60代の男女1,000人を対象にしたもの。自身の健康に対する意識では、前年代の85.2%が「健康を気にする」および「やや健康を気にする」と回答している。この質問に対しては、当然のことながら、年代が高くなるにつれ健康への意識も高くなっていくが、10代・20代の若い世代でも78.1%が健康を気にしていることが判った。
健康のために通販で購入したことのある商品についての質問では、「サプリメント」が購入率の第1位(46.8%)に。続いて2位「食品・飲料水」(37.8%)、3位「健康器具」(18.5%)となった。さらに商品を継続して購入しているかという質問でも、「サプリメント」は1位(68%)となり、「サプリメント」購入者の実に3人に2人が継続購入しているとのこと。ちなみに「食品・飲料水」の継続購入は約62%だった。
今年春に改正される機能性表示食品制度により、サプリメントの“売り方”は大きく変わる。調査結果からも判る通り、世の中の健康への意識は全世代に根強く、今後は制度にのってどれだけ健康をアピールできるかが鍵となる。また、2位となった「食品・飲料水」においても、より健康志向の訴求へと寄せていくのは効果的かも知れない。さらに、継続利用者が多いという点に着目し、ECサイトでの継続購入のしやすさを見直すのも販売力アップに繋がる手段になるだろう。


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