ニッセンオンライン、既存のECシステム基盤からShopifyへ移行

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ECのミカタ編集部

ニッセン、基幹ECプラットフォームの刷新に向けてShopifyを採用

Shopify Japan株式会社は2026年5月18日、株式会社ニッセンが、Shopifyのエンタープライズ向けコマースプラットフォームを採用したことを発表した。

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柔軟で拡張性の高い「コマース環境の実現」を目指す

ニッセンはレディースファッション、インナーウェア、インテリア、生活雑貨など幅広い商品をカタログ通販とオンラインストアを通じて展開。全国に渡って強固な顧客基盤を築いてきた、日本有数の小売事業者である。

今回の取り組みにより、ニッセンは基幹ECサイトのニッセンオンラインを既存のECシステム基盤からShopifyへ移行。より柔軟で拡張性の高い、コマース環境の実現を目指す。

2025年11月より厳格な評価プロセス(Fit&Gap)を開始し、長期的な拡張性と継続的なイノベーションを支える基盤として、Shopifyのエンタープライズ向けプラットフォームの採用を決定した。

コマースオペレーションプラットフォーム「SQ」を採用

今回ニッセンは、Shopify Japanが提供するコマースオペレーションプラットフォーム「SQ(エスキュー)」を採用。同プラットフォームはShopifyへの移行および移行後の運用において、受注・在庫・物流・顧客データ・販促・分析といった広範な業務領域を横断的に統合管理する役割を担う。

当初、フルスクラッチ型システムによる基幹ECの全面再構築を計画していたが、実行リスク、コスト、運用負荷を踏まえ方針を見直し。長期的な拡張性と継続的なイノベーションを支える基盤として、Shopifyのエンタープライズ向けコマースプラットフォームの採用を決定した。

日本特有の商習慣に加え、EC・カタログ・コールセンターを組み合わせたハイブリッドな販売モデルに対応した、次世代コマース基盤の構築を目指す。

幅広い業務要件に対応する機能の実装も進める

Shopify Japan カントリーマネージャー 馬場道生氏は、本件について「今回の取り組みは、日本の大手小売企業が、従来のフルスクラッチ型システムから、より柔軟で革新的、かつ俊敏なプラットフォーム型コマースへと移行しつつあることを示す象徴的な事例です」とコメントしている。

ニッセンは現在、サブスクリプションサービス、自社ブランドのクレジットカードをはじめとする独自決済手段、後払い決済、複雑な配送設定など、幅広い業務要件に対応する機能の実装も進めている。

EC・カタログ・コールセンターを横断する統合コマース基盤を構築することによる、さらなる発展が期待される。