ジールス、ECに特化した「Omakase AI電話 for EC」を提供開始
株式会社ZEALS(以下、ジールス)は2026年10月14日、EC事業特有の問い合わせや各種手続きに対応する「Omakase AI電話 for EC」の提供を開始した。
問い合わせから回答までを一貫して自動化
「Omakase AI電話 for EC」は自然な音声対話とECカート・CRMなどのシステム連携により、問い合わせへの回答や各種手続き、処理結果のシステムへの反映までを一貫して行うサービスである。
ジールスは本サービスが対応する業務について、次の内容を挙げている。
◆商品・注文内容に関する問い合わせ対応
◆氏名、電話番号、注文番号などを用いた本人確認
◆顧客・契約情報、注文状況・配送状況の確認
◆定期購入の解約・休止・スキップ
◆配送日・住所などの登録情報変更
◆ECカート・CRMへの変更内容の反映
◆SMSによる情報案内
◆必要に応じた有人オペレーターへの転送
各事業者のマニュアルや業務フローに合わせて、AIが対応する範囲や条件を設計。電話応対から後続の処理までを担うことで、人的負担を軽減するとともに、ユーザーが必要な案内や手続きをスムーズに受けられる環境の実現を目指す、としている。
Oxxxの導入事例では自動化率約60%を記録
株式会社Oxxx(以下、Oxxx)では、健康食品ブランド「のむだけ茶」をはじめとする複数ブランドで「Omakase AI電話 for EC」を導入している。
同社は事業成長に伴う、問い合わせ件数の増加を背景に、応対品質や繁忙期の対応体制に加えて本人確認・各種手続きの精度、AI対応後に必要となる確認工数、利用状況に対するコストなどを踏まえた「電話対応体制」の見直しを検討していた。
こうした課題に対応するため、従来の他社AI電話サービスから「Omakase AI電話 for EC」へのリプレイスを実施。Oxxxのマニュアルや業務フローをもとに、本人確認から問い合わせ内容の判別、解約・スキップなどの手続きまで、AIが対応する範囲や条件を設計した。
現在「のむだけ茶」では、これまで人が対応していた解約やスキップなどの手続きをAIのみで完了しており、自動化率は約60%を記録しているという。
営業時間外や長期休暇中の顧客対応にも活用されているほか、「モグモデリ」「モグモ」でも運用を開始し、複数ブランドへと導入が広がっている。
「ecforce」との連携を推進
ジールスは、AIコマースプラットフォーム「ecforce」を開発・提供する株式会社SUPER STUDIOとのアライアンスを通じ、「ecforce」と「Omakase AI電話 for EC」の連携を推進している。
今回の連携は、ジールスが培ってきた顧客コミュニケーションの知見・AIプロダクトと、「ecforce」が支えるECのデータ・業務基盤をつなぐものとなる。
顧客との対話と、その先にある注文・契約の手続きを結びつけることで、ユーザーの状況や希望に応じた案内から必要な処理までを、一連の電話対応の中で完結できる体験を目指すとした。
ジールスは今後について「Omakase AIが対応するテキストチャット・音声・AIアバターなどの対話手段を活かし、Webや電話など、さまざまな顧客接点へ活用を拡大。問い合わせへの応答から業務の完了までを支援し、スムーズで一貫性のある顧客体験の実現を目指します」とコメントしている。
問い合わせ対応の効率化と、顧客体験の向上につながることが期待される。


