ギフト領域でのAI活用、普及の入り口「黎明期」にある ギフトモール調査
「ギフトモール オンラインギフト総研」は2026年7月31日、「ギフトの利用実態に関する調査」の結果を発表した。
調査概要
◆実施時期:2026年6月
◆実施内容:インターネット上のパネルによる調査
◆調査主体:株式会社ギフトモール オンラインギフト総研
◆調査対象:全国15歳〜59歳の男女
◆回答人数:2250名(2025年7月からの1年間にギフト購入経験がある人)
◆調査元:ギフトモール オンラインギフト総研 調べ
◆出典:ギフトの利用実態に関する調査(株式会社ギフトモール)
「ギフト選び」でのAI利用率は14.8%
「あなたは現在、AIツール(ChatGPT・Gemini・Claude等)をどのような場面で活用していますか」と質問。その結果「ギフト選びでもAIを使う人(グループ①)」は14.8%(333名)を占めた。年代別では若年層で相対的に高い傾向だった(15〜19歳22.3%、20〜24歳22.2%、55〜59歳6.4%)。
一方、「AIは利用しているが、ギフト選びには利用していない人(グループ②)」が全体の64.7%(1456名)。「現在のところAIを利用していない人(グループ③)」が全体の20.5%(461名)となっている。

オンラインギフト総研は注目すべきポイントとして、「将来意向」を挙げている。
「AIは使うが、ギフト選びでは使わない人(グループ②)」のうち55.2%(過半数)、「AIを使っていない人(グループ③)」でも11.5%が、「今後、AIにギフト選びを相談したい」と回答。
「ギフト選びでもAIを使う人(グループ①)」の割合はまだ限定的ではあるが、今後拡大することが想定される。

ギフト選びは「検索エンジンで検索」が最多
ギフト選びの「最初の行動」を「ギフト選びでもAIを使う人(グループ①)」と、「AIは使うがギフト選びでは使わない人(グループ②)」それぞれに分けて、多い順(トップ5)にまとめた。
両グループとも最も多いのは「検索エンジンで検索」だった。ギフト選びの最初の行動では、検索が主流となった。
違いは2位以降に表れ「ギフト選びでもAIを使う人(グループ①)」では2位に「SNS」、3位に「AIチャットボットに相談」が入った。一方、「AIは使うがギフト選びでは使わない人(グループ②)」では2位が「ECサイト内検索」、3位が「店舗での現物確認」となった。

「AIがギフトを提案する場合、最終的な購入はどのように行いたいですか」と質問。「ギフト選びでもAIを使う人(グループ①)」「AIは使うがギフト選びでは使わない人(グループ②)」ともに「最後は自分で確認して選びたい」という意向が中心となった。
ギフト選びにおけるAI利用は現時点では、ギフトの選択肢を広げたり、知らないギフトを発見したりするために利用している人がメイン。最終的な意思決定は、自分で行いたい傾向が強い結果となっている。

ギフト領域でのAI活用は「黎明期」
AIを使って良かった点を見ると、「短時間で絞れた(時短)」は「ギフト選びでもAIを使う人(グループ①)」「AIは使うがギフト選びでは使わない人(グループ②)」とも6割超に。AI利用に共通する、基本的なメリットとなった。
差が出るのは「提案の質」に関わる項目だった。AIを使うグループ①は「予算・条件に合った提案」(47.7%、グループ②と比べて+27.1pt)、「相手・状況に合わせた提案」(39.9%、同+25.4pt)、「選択肢が広がった」(47.4%、同+19.7pt)、そして「自分では思いつかないアイデア・発見が得られた」への満足が高いのが特徴となった。

本調査結果についてオンラインギフト総研所長 小川安英氏は「(ギフト選びにおけるAIへ利用は)『選択肢を広げ、フィット感(予算・相手への適合)で絞り込み、最後は自分で選ぶ』という使い方で当面の間広がっていくと予想します」とコメントしている。
オンラインギフト総研は、ギフト領域でのAI活用は普及の入り口、「黎明期」にあると捉えている。ギフト市場におけるAIの動向を引き続き追っていきたい。
参考:住所を知らない時代【利用率3倍のソーシャルギフト】がけん引する「ギフタイゼーション」戦略


