ライブコマースでの「購入経験あり」約3割、「販売や発信に興味あり」約6割 行知学園調査
行知学園株式会社は2026年7月31日、「次世代のコマース利用とキャリア形成」に関する調査結果を発表した。
調査概要
◆調査期間:2026年7月3日~7月6日
◆調査方法:PRIZMAによるインターネット調査
◆調査人数:1052人
◆調査対象:調査回答時に日常的にSNSを利用している20~50代の男女と回答したモニター
◆調査元:行知学園株式会社
◆モニター提供元:サクリサ
◆出典:次世代のコマース利用とキャリア形成(行知学園株式会社)
約8割が「自ら稼ぐ力」を求めている
本調査では「本業の収入とは別に、個人の力で『自ら稼ぐ力』を高めたい(または新たに身につけたい)と思ったことはあるか」と質問。約8割が「よくある(27.1%)」「ときどきある(50.1%)」と回答した。
上記の回答者に「どのようなときに個人の力で『自ら稼ぐ力』を高めたい(または新たに身につけたい)と思うか」と質問。「物価高や収入減少など、経済的な不安を煽るニュースを目にしたとき(42.1%)」が最多だった。次いで「現在の仕事や業界の先行きに不安を感じたとき(38.4%)」「場所や時間に縛られず、自由に働きたいと思ったとき(24.0%)」と続いた。
上位3項目を見ると、物価高や業界の先行きに対する「経済的な不安」と、時間や場所に縛られない「自由な働き方への憧れ」の2つが主な動機になっていることがうかがえる。

約3割がライブコマースでの購入経験あり
「SNS(TikTok、Instagram、YouTube等)を見ているときに、投稿画面から直接商品ページに飛べたり、そのままアプリ内で購入できたりする『ショップ機能付きの投稿』をどれくらいの頻度で目にするか」と質問。約7割が「頻繁に目にする(16.4%)」「たまに目にする(50.1%)」と回答した。
続いて「ライブ配信を活用した販売方法『ライブコマース』において、買い物をしたことはあるか」と質問。約3割が「3回以上購入経験がある(10.7%)」「1〜2回程度の購入経験がある(21.0%)」と回答した。

前の質問で『3回以上購入経験がある』『1〜2回程度の購入経験がある』と回答した人を対象に質問。「ライブコマースで購入したことのある商品について、それぞれのカテゴリーで最も『購入の決め手』となったもの」をたずねたところ、すべてのカテゴリーにおいて「限定価格やクーポン」といった価格的なメリットが購入の最大の動機になっていることが明らかとなった。

約6割がSNSを通じた「販売」「発信」に興味
「SNSを通じて『販売』や『発信』をする仕事に興味はあるか」とたずねたところ「興味はない」が約4割だった。一方で、何らかの形で興味を持っている人が約6割に上る結果となった。

行知学園は本調査結果について、次のようにコメントしている。
「個人の稼ぐ力を発揮する場として注目されるSNSビジネスへの関心も高い傾向が見られました。SNS上のショップ機能付き投稿は約7割が日常的に目にしており、約3割がライブコマースでの購入を経験しています。さらに、商品を購入するだけでなく、自身がSNSを通じて『販売』や『発信』を行う仕事に対しても約6割が興味を示し、SNSが単なるコミュニケーションツールから、個人のビジネスを実践するための身近なプラットフォームへと変化している様子がうかがえます」
SNS媒体を活用した「ソーシャルコマース」が活発化したことで、日常のSNS利用がそのままショッピング体験につながる新しい消費スタイルが定着しつつある。ライブコマース市場の動向を、引き続き追っていきたい。


