継続率80%。1億円企業を創出し続ける運営代行サービスとは?ブランジスタ倉田氏に訊く 。

ECのミカタ編集部 [PR]

様々な業界で人材不足が叫ばれるなか、EC業界もご多分にもれず苦しい状況が続いている。その一方で一人ひとりの業務量は増え続け、求められる質も高まってきている。こうした課題を改善すべく運営代行サービスを展開している株式会社ブランジスタ(以下、ブランジスタ)ソリューション営業部 渋谷支店長の倉田洵司氏に、サービスにかける想いを伺った。

人材不足解消とコスト減を実現する包括的な運営代行サービス

 仕入れ、受注処理、商品登録、カスタマーサービスなど、EC事業者の業務範囲は多岐にわたるものの、慢性的に人が足りていない。さらにデザイナーやコーダーなどの専門職も母数が少ないため、中小規模のEC企業においては多種多様な業務負荷が少人数にのしかかる。

 「人材不足が引き起こす問題は深刻です。本来であれば店舗のブレーンになるべき人が日々の業務に追われ、売上アップにつながる施策を講じることができなくなります。また仕事も偏るため、個人にはノウハウが蓄積されても会社には溜まりません。その人にもしものことがあった場合、業務が滞る恐れもあります」

 とはいえ単純に雇用するだけでは戦力にならないため、3年ほどの教育が必要となる。しかし育ったタイミングで退社してしまうケースも多く、経営者の悩みは尽きない。その一方で、ノウハウや経験値を備えた優秀な人材を獲得するためには人材紹介料などのコストが必要に。そして何より、人件費が跳ね上がる。

 「弊社の運営代行ビジネスの大きな目的の一つに、人材不足の解消があります。スタートアップから実際の運用、マーケティングにいたるまでの幅広い業務をワンストップで担うことができるので、人材育成にかける期間や雇用にともなう経費を抑えて、効率的に売上を伸ばしていくことができます」と倉田氏は言う。

ブランジスタのサービスを拡充した“できない理由より、できる方法を考える企業文化”

ブランジスタのサービスを拡充した“できない理由より、できる方法を考える企業文化”

 10年以上前のEC草創期、ブランジスタは業界に先駆けて「運営代行サービス」をスタートさせた。そのきっかけは、付き合いのあった企業からの『EC店舗の運用を手伝ってもらえないか?』という相談だった。

 「ブランジスタには『できない理由より、できる方法を考える』企業文化があります。例え前例がなくても、これまでのノウハウや経験を投入して、最善の解決策を全力で模索することを大切にしているからです」と、倉田氏は運営代行の始まりを語る。その後、評判が評判を呼び、運営のサポートから物流、そして越境ビジネスに至るまで幅広くサービスが展開していった。

 「現在では100名近い体制でお客様をサポートしています。ディレクター、デザイナー、コーダー、データ担当をはじめ、弊社にはEC運用に必要な様々な分野のプロフェッショナルがそろっています。さらにはこうした人材を、必要な業務に合わせて月ごとにアサインできるため、より効果的な運用が可能になります」。例えばメーカーにおいて、年4回の仕入れ時には登録業務が繁忙する。しかし同社の運営代行は、そのタイミングで商品登録を得意とするデータ担当に比重をかけることで、大量のデータも円滑に処理することができる。

 また同社の特徴として挙げられるのは、各クライアントに必ず1名の専任ディレクターが付くこと。「アウトソーシングに多い悩みは、依頼そのものに時間がかかることです。そこで弊社は専任制を設けることで、意思疎通のスピードと正確性を担保し、お客様の負担を減らしていきます」。さらに倉田氏は、より良いサービスのための工夫を語る。「例えばディレクターにおいては、最近の成功事例や必要業務を共有できる場を週に一度設けているほか、即座に意見交換できるシステムも整えています。弊社には個人のノウハウを共有し、会社として昇華していく文化が強くあるため、より精度の高いサービス提供が可能になっています」。

継続率80%!驚きの数字を支える「人」の魅力

継続率80%!驚きの数字を支える「人」の魅力

 ブランジスタは現在、400社・900サイト以上の運営をサポートしている。「弊社の強みは、多くの経験値から得たノウハウの量と、そこから導き出される質の高い答えにあります。例えばECのスタートアップ時に多い失敗のほとんどが、広告です。もちろんアクセス数を高めることは大切ですが、戦略のない広告投下は逆に経営を圧迫するだけ。“必要か、不必要か”。きっぱりとお答えすることができます」。

 確かな実績に裏打ちされた回答には安心感がある。しかしブランジスタの真価は、「人」そのものにあると言っても過言ではない。1年契約における継続率が80%以上という数字は、その関係性の密度を証明している。

 「我々のモチベーションは『担当者様の役職を上げること』。使命は『クライアントの売上を上げること』。同じ会社の一員として机を並べるような関係の構築を目指しています。そのための情報収集を欠かさずに行っています」。関係性が続いていく月額固定型ならではの発想だ。さらに倉田氏は「ECの経営において重要な要素の一つに値付けがありますが、そこをある程度任せていただけることは仕事冥利に尽きます。また、目標達成時には打ち上げに誘っていただくことも多く、時にはライバル企業をご紹介いただくケースも。お客様との付き合いが深くなる分、信頼いただけることは何よりの喜びです」と語る。

 EC事業は、まずモールで成功しなければ次がない。数多くの企業が参入と離脱を繰り返す業界において、ブランジスタは人を中心に信頼関係を構築。モールの出発から年商1億円を達成する企業を創出してきた。そして近年では、年商10億円以上のクライアントも増えてきているという。

 「第一に、ECのアーリーステージにいるお客様を成功に導くこと。そして次に、さらなる事業拡大を後押ししていくこと。より多くの成功事例を輩出することによって、EC業界全体の活性化に貢献できればと考えています。我々の一番の喜びは、お客様の業績を伸ばしていくことですから」。真面目な言葉がでている倉田氏の顔はとても笑顔だった。


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