UGX Amazon FBA相乗り配送サービスがおすすめな理由

ECのミカタ編集部 [PR]

左:アラウンド・ザ・ワールド株式会社 代表取締役 永井あき氏
中央:株式会社江戸てん 代表取締役社長 穴沢あけみ氏
右:日本郵便株式会社 郵便・物流営業部 中島美緒氏

日本郵便株式会社(以下、JP)が、越境ECの輸出入代行を行うアラウンド・ザ・ワールド株式会社(以下、ATW)とタッグを組んだ『UGX Amazon FBA相乗り配送サービス(以下、FBA相乗り)』が好調だ。ますます加熱する越境EC市場に打って出る際にネックとなる物流や通関に関わる煩雑な問題を、JPとATWはどうサポートしてくれるのか。FBA相乗りを駆使して波に乗るショップに突撃取材した。

拡大し続ける越境ECとAmazon FBA

拡大し続ける越境ECとAmazon FBA   アラウンド・ザ・ワールド株式会社 代表取締役 永井あき氏

今回、連携してFBA相乗りを提供するJPの郵便・物流営業部 中島美緒氏とATWの代表取締役 永井あき氏に加え、サービス利用者である株式会社江戸てん代表取締役社長 穴沢あけみ氏にお話を伺う機会を得た。

−−越境ECへの注目は一過性のものではなく拡大し続けていますね。

中島氏 国内でECを展開している事業者様にとっては、昨今の宅配便事情により国内送料が高くなりつつあることも、越境ECが注目される背景の1つとして考えられます。場合によっては、海外への送料の方が国内の送料より安いケースも出てきており、送料がそう変わらないのであれば越境ECの展開を考えるべきでは、と考えるEC事業者様が増えてきていると推測されます。

永井氏 越境ECの中でもFBAは簡単に出品できます。これは、海外で販売するためのノウハウ習得に時間をかけるより、自分たちの物作りに集中したいという事業者様にとって魅力的。FBAでは日本にいながら簡便に世界をターゲットにできるのが人気の理由です。それから、FBAを利用する事で購入者がAmazonプライム会員だと国内配送代金が無料になります。そのため、購入者にとっては国内で受け取れるため関税がかかる心配もないし、早く、安くお手元に届くのは嬉しいですよね。

中島氏 越境ECの拡大に伴いEMSを始めとする国際郵便のご利用も増加してきていますが、一方で関税の元払いなど、これまでの国際郵便だけではEC事業者様の配送に対する時代のニーズに合わない部分が出てきました。そこで2014年にUGXによる国際宅配便サービスを開始、さらに、より多くのEC事業者様のご要望にお応えしていくために2017年10月より『FBA相乗り』をスタートさせました。通関手続きが面倒というEC事業者様が非常に多かったので、このサービスを開始してからUGXの取扱数も飛躍的に伸びています。

永井氏 当社にはインポーター(代理輸入者)としてのさまざまなサービスやノウハウがありますが、物を運ぶことはできません。当社とJPが連携することで、越境EC特有の煩雑な手続きまでを含めて低価格で米国のAmazon FBA倉庫に商材を配送することが可能になりました。

FBA相乗りの利点はどこにあるのか

FBA相乗りの利点はどこにあるのか   株式会社江戸てん 代表取締役社長 穴沢あけみ氏

−−江戸てんではどのようにFBA相乗りを活用していますか。

穴沢氏 当社は甚平や作務衣、和柄アイテムなどを取り扱っていて、2014年から越境ECをはじめました。それまでも海外からの問い合わせが多かったので売れる確信はありましたが、実際に売り上げはずっと伸びています。

永井氏 大企業でも最近になってやっと越境ECを検討し始めているところが多いですが、江戸てんさんは動きがとても早かったですよね。

穴沢氏 欧米受けする商材ですし、他では買えない当社オリジナル商品というのも人気の理由だと思います。しかし、商品に柄を入れる制作や倉庫に在庫を補充する作業だけで1日が終わってしまう。忙しいからこそ、FBA相乗りは発送の手間が少なくとにかく楽で助かります。

中島氏 荷物の取り扱いに関して言えば、EC事業者様には、荷物を梱包して近くの郵便局に集荷を依頼し、国内の倉庫宛に出荷していただくだけですから。

永井氏 注文を受けて商品を発送するのと、在庫が減ったら補充していくのでは手間が全く違いますよね。それにFBA相乗りでは、インボイスなど越境EC特有の書類をつくる手間を省くことができます。

穴沢氏 米国向けの出荷量は国内の1/5程度あります。国内はスタッフ5人が毎日出荷対応をしているのに、米国は在庫を補充するだけなので、週3日のパートさんが1人で対応できているんですよ。

米国Amazonで人気がある商品をまとめて大量に送る時は直送の方がスムーズなので、FBA相乗りではなくATWさんにインポーターになっていただいて直送しています。さまざまな商品をいっぱい入れて送りたい時や荷物が少量の場合はFBA相乗りの方が安くなりますし、いろいろ同梱しているとさらに煩雑になる通関の書類も全部お任せできるので、とても楽です。

−−エンドユーザーにとってもメリットがあるのでしょうか?

穴沢氏 FBA相乗りにしてから「届くのが早い」「早く送ってくれてありがとう」といったレビューが入るようになりましたね。以前は草履の材料であるい草が税関でひっかかったり、追加の書類が必要になったりすることがあったのですが、FBA相乗りにしてからは税関で止まってしまうことがなくなりました。

永井氏 通関は本当にケースバイケース。その対応にマニュアルはなく、すべて経験値です。FDA(*)の規制は厳しいですし、政治上の外交問題や他社での虚偽申請など、一見無関係と思われることも影響してきてしまう。当社は現地に支店があるので常に税関とやり取りをして常にノウハウを蓄積しています。FBA相乗りのサービスではそういった現地での対応も含まれているので、スムーズに商品が届けられるのでしょう。

穴沢氏 これまでインポーターも5社くらい使ってきましたが、早く・安く・簡単に商品を送れるかどうかで選んでいき、今はFBA相乗りに落ち着きました。
ATWさん単体でもいろいろとサービスがあるので、FBA相乗りと使い分けています。ATWさんにお願いすれば返品受け取りも対応していただけて、状態の良い商品は再販売してもらえるので助かります。

永井氏 当社はEC事業者様と二人三脚でやっていきたいと考えています。商品についても、国内と米国では売れるアイテムが違いますし、用途も違う。たとえば着物はアートとしてフレームに入れてインテリアとして飾ったりするんです。商品カテゴリーを替えるだけでアクセスが増えたりしますので、そういったアドバイスもさせていただいています。

(*)Food and Drug Administration(アメリカ食品医薬品局)
米国で食品や化粧品、医療品などを販売する場合、事前に通知や登録が必要になる。

世界を舞台に成長していくために

世界を舞台に成長していくために   日本郵便株式会社 郵便・物流営業部 中島美緒氏

−−これからも越境ECは拡大していきますか。

穴沢氏 越境ECは利益率が良く効率的に売れるので、当社でももっと力を入れていきたいと思っています。すでにヨーロッパでもはじめていて、今後オーストラリアにも展開を考えています。

永井氏 米国で商品を売りたいけど英語ができない・物作りに集中したい、という方にはオプションで出品代行お任せパッケージなどもご用意しています。送料が安く書類作成の手間もないので、これからスタートしたいEC事業者様にもおすすめです。商品は1つの箱でもパレットごとでも、長いものや重いものも運べますので、お気軽にお問い合わせください。

中島氏 海外のAmazon FBAを活用した越境ECはさらに広がっていくと思います。FBA相乗りも米国に加えカナダでのサービスも開始しました。変化していくさまざまなニーズにお応えしていくために、対応地域の拡大やあらゆる輸送手段の検討などを進め、EC事業者様をサポートしていけるようにこれからもサービスを拡大していきます。すでに越境ECを始めている方はもちろんですが、これから越境ECをご検討されている方も是非ご相談ください。日本郵便が最適なサービスをご提案させていただきます。


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