中国越境EC、物流の業務効率化とコスト削減を実現!さらに他サービスとの違いを生む、大切なこととは?

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株式会社オーディーエスジャパン 代表取締役 谷田浩一氏 株式会社オーディーエスジャパン 代表取締役 谷田浩一氏

EC市場が世界的に拡大するなかで、世界の市場を視野に入れることは、今やEC事業の成長に欠かせない要素となっている。そして、多くの国・地域にECが普及することで、越境ECでどこに参入するかという国・地域の選択肢は増えつつあるが、依然として中国は大きな市場だ。しかし、中国越境ECは、関税などいくつかの面で業務が煩雑化しやすい面もある。そんな越境ECの業務を効率化し、コストを抑え、さらに長く続く関係性を築くために必要なことは何なのだろうか。EC物流サービスをグローバルに展開する、株式会社オーディーエスジャパン 代表取締役 谷田浩一氏に伺った。

中国越境EC市場の新たな動き

中国越境EC市場の新たな動き世界8カ国18カ所に物流倉庫を持つ

株式会社オーディーエスジャパンは、世界8カ国18カ所に物流倉庫を持ち、在庫管理や関税手続き、現地での配送など、中国をメインとしたグローバルな物流サービスを提供している。世界的なEC市場の拡大に伴い、さまざまな国・地域に参入できる環境が整いつつあるが、その中でもやはり中国はひときわ大きな市場だ。

「中国越境EC市場では、2016年4月8日に施行された越境EC新制度に関して、2019年1月から新たな動きがあります」。(谷田氏)

越境EC新制度では、通関証明書の提出および一部指定商品の初回輸入時の輸入許可証、登録、届け出が定められていたのだが、実務上対応が困難ということで、2018年末まで実施が猶予されていた。今回、この猶予期限が2019年1月以降も延長されることが決まったのだ。しかも次の猶予期限は定められていない。

また、保税区モデルの実施猶予の対象都市を22都市に拡大。越境EC小売輸入商品の1回当たり取引限度額も引き上げられ、2,000元(約3万2,000円、1元=約16円)から5,000元に増額、年間上限額は1人当たり2万元から2万6,000元に拡大した。さらに、越境EC対象商品として63税目が追加され、既存の品目についても対象税目が細分化された。

「今回の変更は、中国越境EC市場をより発展させるものです。それと同時に、越境EC企業やその支援企業の責任が強化されていく流れもあります」。(谷田氏)

そういった状況で、オーディーエスジャパンは、越境ECや世界進出を検討するEC企業に心強い物流サービスを提供する。

オーディーエスジャパン設立の背景

オーディーエスジャパン設立の背景

「物流サービスも、EC市場の成長に対応して発展する必要があります。そのためには、物流サービスにIT技術を活用し、物流をシステム化して管理することが重要です」(谷田氏)。

オーディーエスジャパンの母体となっているのが、360Zebraグループだ。アメリカのカリフォルニア州を本拠地としているが、中国を中心にアジアに強いグローバルな物流ネットワークを持っている。

そして、越境ECで中国に商品を販売したい企業、逆に中国から商品を輸入したい企業、あるいは海外の商品を購入したい中国の消費者のために、各国での倉庫の提供と入庫・出庫や在庫の管理、保税や通関の手続き、現地での商品配送、返品交換対応、決済サービスなど、越境物流に関する包括的なサービスを提供しているのだ。

また、中国最大手の物流サービスの「菜鳥(CaiNiao)」や、中国でトップ10に数えられるECプラットフォーム「天猫国際」「JD.COM」「Kaola.com」「小紅書(RED)」「ebay」「AliExpress」などとAPIシステムの連携を行い、効率的に取引ができる体制を整えている。

「360Zebraグループは、かねて日本に進出したいと考えており、パートナーを探していました。一方の私は、360Zebraグループの提供するサービスが、EC物流の発展に寄与すると考えました。そこで、日本の総代理店として、2014年、株式会社オーディーエスジャパンを設立したのです」。(谷田氏)

オーディーエスジャパンの物流サービスを利用すると、EC事業者は、国内の倉庫に商品を納品するだけで、重量に応じた送料計算と出荷、現地での税関手続き、現地消費者への配送まで、オーディーエスジャパンとそのシステムに任せることができる。

越境ECで手間がかかりがちな送料や関税の支払い、在庫管理などはシステムを活用して効率的に処理でき、コストも抑えることができる。配送スピードも速く、中国からの注文に対して、日本から約1~2週間で配送することができる。

他サービスとは違う会社の文化、方針

他サービスとは違う会社の文化、方針大阪倉庫の様子

日本国内にあるオーディーエスジャパン管理の倉庫は、中国最大手の物流サービスであり、アリババ傘下の「菜鳥(CaiNiao)」の指定倉庫となっている。中国と商品を取引するにあたり、安心して利用できる倉庫なのだ。さらに現在、倉庫での一時保管は1カ月まで無料となっている。

「大企業様にも多くご利用いただいています。また、中国EC市場で人気の出やすい、ブランド力がある商品を展開されている企業様の利用も多いです」。(谷田氏)

世界的なEC市場の拡大のなかで、中国越境ECを始めとしたグローバルな展開を支援するEC物流サービスは増えてきている。

オーディーエスジャパンの強みは、越境EC物流の専門知識とワンストップのサービス、そしてシステムの活用により、業務効率化と省コスト化が実現できるところだ。ただ、オーディーエスジャパンと他サービスの大きな違いは、別のところにあるという。

「実はどの越境EC物流サービスであっても、提供できるサービスにそこまで大きな違いはありません。しかしだからといって、どのサービスを選んでも同じというわけでもありません。たとえサービスが似ていても、大きな違いを生むのが、今後の目指すところであり、その会社の文化だと私は考えています」(谷田氏)。

では、オーディーエスジャパンは何を目指し、どういった企業文化に基づいてサービスを提供しているのだろうか。

「私はまず、社員を大切にしたいと考えています。その上で、ただ便利で安いだけでなく、クライアント企業様のブランド力を高めることのできるサービスを提供していきたいです。そうすることで、お互いにWin-Winの関係を築くことができ、その先の消費者の方とも価値を共有できると考えています」。(谷田氏)

越境ECの支援サービスを検討するとき、コストや何ができるのかという点を重視するのは当然だ。しかし、それに加えて、その企業が何を目指してサービスを提供しており、どんな文化があるのかということまで視野に入れることで、一過性ではない長く続く関係を築けるのかもしれない。

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