解析から施策まで?「PtEFO」がサイトの課題解決か

ECのミカタ編集部

分析だけでなく、実際の施策まで提供

 株式会社Ptmind(以下、Ptmind)は、フォーム作成から改善までを簡単に安価でできるエントリーフォーム最適化サービス「PtEFO」の提供を開始した。

 Ptmindでは、今までヒートマップ付きアクセス解析ツール「Ptengine」を提供することで、サイト内のクリックや閲覧といった行動をサーモグラフィーで見える化してきた。これにより、効率的なサイト改善ができるように分析できる環境を提供してきた。今回PtEFOを提供することで、フォームという改善効果がでやすい部分において、分析だけでなく、実際の施策まで提供することができるようになった。なお、PtEFOの機能は以下の通りだ。

フォーム作成
管理画面上で簡単に作成することが可能。

自動補助機能
フォーム入力において、全角の自動半角変更、ハイフンの自動削除、自動住所入力、見えないスペースの自動削除等、エラーが起きやすい部分を全て自動で対応。

必須入力項目数の表示
入力完了までに必要な残りの必須項目数を示すことで、安心感を与えられる。

入力完了不備の表示
必須項目の入力完了が終了時点で、完了ボタンが押せるようになるため、入力途中で進むことがなく、ユーザーが登録しやすくなる。

例文表示
入力項目内に分かりやすいような例文を表示。

補足説明
項目に関する補足を入れることが可能。

Ptmindは、今後もサイトの課題解決に向け、様々なサービスを提供していく。

アクセス解析ツール「Ptengine」の正体とは?

 Ptmindが提供しているもう一つのサービス「Ptengine」とは、Webサイトを管理する人々にとって成果指標となるデータを分かりやすく表示し、サイト改善、売上向上、機会損失の減少をサポートするデータ分析サービスである。このサービスは、2013年にグッドデザイン賞を受賞するなど、今まで成果に結び付くデータ分析と改善が実行できなかった人でも分かるビジュアルのダッシュボードに定評がある。アナリティクスの専門家以外でも積極的にデータを活用した議論やアクションを起こすことができる。

 Ptengineは、リアルタイムで計測できる便利なダッシュボードがあるため、サイト訪問者が「どこから来ているか?」などが分かりやすい。さらに、PC、スマートフォン、タブレットのユーザーの動きを見える化することができる。マルチデバイスに最適化されたヒートマップが表示できるのはPtengineだけだ。また、各デバイスそれぞれの解析がまとめてできる。その他に、WebページのHTMLソースを編集することなく、自動的に計測することが可能となるという特徴もある。

 このPtengineの登場により、簡単にアクセスを解析することができるようになった。「グッドデザイン賞」を獲得するほど、多くの企業のマーケティングを支えるサービスだ。さらに、今回は「PtEFO」を提供したことにより、分析に留まらず、実際に施策をすることが可能となった。分析だけでも十分助かるが、具体的な施策まで落とし込むことができれば、さらに助かるはずだ。このサービスを生かしてEC戦略を練る企業も増えていくのではないだろうか。


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