チケットキャンプも対応 Apple Payのメリットとは

ECのミカタ編集部

 ミクシィグループの株式会社フンザ(以下、フンザ)が運営するチケットフリマアプリ「チケットキャンプ」は、11月9日(水)より新たな支払い方法として「Apple Pay」の対応を開始した。

今注目のApple Payを復習 最新の決済で何が変わる

 ご存知の方も多いかと思うが、Apple Payとはアップル社が提供している決済機能のことだ。今年9月に発売開始となったiPhone7はFeliCaに対応しており、クレジットカード情報をあらかじめ設定しておけば、「おサイフケータイ」のように端末を使って日本全国のお店や駅の改札で間単に決済を行うことができる。

 また、ECサイトでApple Payを利用する際には、指紋認証で決済を完了することができるため、ECサイトごとに必要となる煩わしいクレジットカード情報の入力を省くことができ、消費者はストレスを感じることなくECを楽しむことができるということで、EC業界においても注目の決済方法となっているのだ。

「チケットキャンプ」での「Apple Pay」支払イメージ

 そんなApple Payに、今回、チケットキャンプが対応することとなった。チケットキャンプとは、何らかの理由で不要になったコンサートやスポーツなどの公演チケットを安心して取引できるCtoCマーケットプレイスである。チケットキャンプに最新の決済方法が追加されることは、今までサービスの利用を促せていなかったユーザーに対してのアプローチになるのではないだろうか。

 そして、EC業界ではチケットキャンプのみならず、BASE株式会社が提供する簡単にECサイトを開設できるサービス「BASE」や、GMOペパボ株式会社が提供するハンドメイドマーケット「minne」も既にApple Payの対応を開始しており、多くのユーザーのオンラインショッピングをスムーズなものにしている。

 今後、更にApple PayがEC業界へと浸透していく可能性は大きい。まだ対応を検討しているEC店舗は、チケットキャンプやBASEなど、既に対応を開始している企業の取り組みやユーザーの反応をリサーチしてみてはいかがだろうか。


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