BUYMA、新たに「出張買取」サービスを開始。多彩な取扱いが魅力

ECのミカタ編集部

株式会社エニグモ(本社:東京都港区)が運営する、ソーシャル・ショッピング・サイト『BUYMA(バイマ)』は、ブランド買取の株式会社銀座屋と業務提携を行い、対象地域に住んでいるプレミアムユーザー限定の中古品買取サービス「出張買取」を2017年4月12日に開始した。

 海外在住の「パーソナルショッパー」と呼ばれる出品者から、世界中のアイテムを購入できるソーシャルショッピングサイトがBUYMAである。BUYMAを使えば、日本で未入荷のアイテムや国内で完売したアイテムなどが、現地の価格で、しかも簡単に購入できる。無料で会員登録ができること、決済システムの安全性、補償の充実度などが魅力だ。

 そしてこの度BUYMAは、新サービス「出張買取」をプレミアムユーザー限定で提供開始した。ブランド買取の銀座屋と提携し、確かな目で買取を行うことを実現。さらに利用料は無料で、今あるサービスよりもさらに多様な取扱いが特徴である。

既存サービスよりも幅広い取り扱い

「出張買取」のサービス内容は、担当スタッフがユーザーの自宅に訪問し、ユーザーが希望する品物をその場で査定・現金化するというものだ。

 今回の出張買取サービスは、すでにBUYMAが提供している中古品買取サービス「ALL-IN(オールイン)」よりも幅広いカテゴリの品物が査定・買取対象となっているのが特徴である。ファッションアイテムや時計はもちろん家具や家電、食器、キッチン用品から貴金属類やお着物、骨董品まで多様な品物を取り扱う。

 そして買取が成立すると、買取金額の5%分のBUYMAポイントがプレゼントされる。なお、利用料は全て無料のため、ユーザーはサービスを気軽に利用することができる。 

まだまだ広がるCtoCの可能性

 メルカリをはじめとしたフリマアプリ、そしてBUYMAの出張買取サービスなど、CtoC市場の拡大は現在とどまるところを知らない。

 配送方法の多様化や基本料無料、ポイント還元など、CtoCサービス提供各社が様々な工夫をこらして、ユーザー獲得に力を入れている状況だ。BUYMAの出張買取サービスに関しても、経験豊富な鑑定士が商品を査定することで、メルカリにはない「プロがつけた、確かな値段」を実現している。

 ここで言いたいのは、メルカリとBUYMAのどちらがよいかということではない。様々なCtoCサービスが登場することにより、市場規模が大きくなり、サービスの質がどんどん良くなっていくということが、ユーザー、ひいてはこれからのEC市場にとってもよい刺激になるのである。
 ここからさらに拡大していくであろう、CtoC市場の可能性に期待をせざるを得ない。

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