Creemaリアルイベント開催!CtoCハンドメイドの魅力を存分に伝える
9月8日、9日に表参道でCtoCハンドメイドマーケットプレイス「Creema」が初めてとなる自社内イベントを開催した。
7日にはオープンレセプションとして、取材陣の他に作家の方々が多く参加しており、普段あまり接点のない者同士で盛り上がっていた。
Creemaだからできた出品数!
Creemaは2010年にサービスを開始して以来、多くの作家が商品を出品する場として賑わいを見せ、現在では13万人の作家による600万ものオリジナル商品が出品されている。
今回のリアルイベントでは「#植物男子と#多肉女子」をテーマに、観葉植物のインテリア作品が約200種類、展示室の天井にまで所狭しと並べられていたのが非常に印象的だった。細部までそのこだわりは現れており、商品が陳列されている棚まで作家が作成したもので購入することも可能となっている。
関係者によると企画から今回のオープンまで3ヶ月ほど費やしたという。
またテーマに#が付いていることからもわかるように、Instagramでの拡散を意図していたり、天井に飾られている商品まで、全てにQRコードが付いていたり。初めての自社イベントとはいえ、今まで培った外部イベントの経験を活かしており、誰でも気軽に楽しめるイベントだったように思える。
課題解決の一環になるか
Creemaの魅力は何と言ってもハンドメイド。作家が手作りで作成する商品が多いため、温かみのある、オンリーワン商品を購入することが可能だ。中には商品受注の後に作製する商品もあり、時間がかかってでも手に入れたいこだわりが垣間見える。
しかしECである以上実際とのギャップを感じてしまう人も少なからず存在するのも確かだ。特にオンリーワン商品を求めてCreemaに訪れるこだわりの強い人はギャップも感じやすいと言える。
そのようなギャップは実際に商品を自分の目で見て、触れることで納得いく購買につながる。そのような想いのもと今回のリアルイベントは開催された。
ユーザーとの接点
今回のリアルイベントはCreemaを知らない人との動線作りと、以前からCreemaのファンである人との接点を直接作る効果があると思われる。
オムニチャネル化の重要性が説かれているように、顧客と様々な接点を持つことは事業者にとって重要なことである。ECサイト、メルマガ、SNSに始まり、リアルでも顧客とつながりをもつことができたCreemaが今後、どのようなイベントを打ち出してくるのかは業界全体として興味深く、見守る必要があるだろう。
13万人もの作家とのパイプを活用すれば広く深いイベントができると勝手ではあるが期待してしまう。