アパレル小売業・卸売業に特化したクラウド型在庫管理システム『Zaikocloud』がリリース

ECのミカタ編集部

株式会社バーディモバイル(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中川 雅也)は、アパレル小売業・卸売業に特化したクラウド型在庫管理システム「Zaikocloud(ザイコクラウド)」の提供を2018年12月3日より開始した。

複数人・複数店舗でのデータの共有に強み

Zaikocloudは、小売・卸売の在庫管理業務を支援する、高品質・低価格なクラウド型在庫管理システムだ。クラウドの強みを生かした、販売データの活用ができるという。

小売業・卸売業のニーズに応える

バーディモバイル社は、クラウド型在庫管理システム「Zaikocloud」のリリースの背景について、次のように述べている。

「在庫管理システムは多くありますが、小売・卸売とそれぞれに特化したクラウド型在庫管理システムは少ないのが現状です。複数拠点での在庫状況の把握が難しい、本部管理が複雑になっている、 ECプラットフォームと連携ができない。そのような悩みを抱えている小売業・卸売業の皆さまのニーズに応えるため、当社で培ってきたPOS開発運用などの実績を活かし、Zaikocloudは製品化に至りました」

Zaikocloudのアドバンテージ

同社では、Zaikocloudの特徴について次のようにまとめている。

◆1. 小売・卸売向けZaikocloudの強み

小売向けのZaikocloudでは、特に分析機能が豊富です。属性分析、ランク評価、 RFM分析、デシル分析の4つの分析を手軽にZaikocloud上で行うことができる(プレミアム専用)。卸売向けの Zaikocloudでは、発注・仕入をスムーズに行うことができ、なおかつ集計機能もご利用頂くことが可能。

◆2. 安心・安全対策

同社でクラウドサーバの監視とバックアップ・保守を行い、顧客のデータを安全に管理する。セキュリティ対策や機能追加含め、契約中の顧客には最新のアップデートを無料で提供する。

◆3. 複数拠点でのリアルタイム同期

在庫の変動、売上/取引データ、店舗で処理した販売データ、新規の顧客情報など、全ての情報をクラウドにて一元管理できる。複数拠点で本部機能が使えるため、業務効率の大幅なUPが期待できる。

◆4. ECとの連携

EC-CUBEで構築されている ECサイトとの連携を準備中。Amazon、楽天などの各種モールとの連携に関しても順次、追加していく予定。

◆5. コスト削減

高機能・低価格で小売・卸売の各業態に合わせたプランを利用可能。初期費用、リプレイス費用を大幅に削減することができる。また月額利用形式で、無理なくサービスを利用できる。

このようにZaikocloudは、POSシステム開発運用などの知見を最大限活かし、アパレルや小売、卸業向けにフィットした心強い在庫管理システムとなっているようだ。

特にクラウド型の強みを発揮して、イニシャルもランニングも安価に抑えられており、より幅広い事業者に訴求することになりそうだ、在庫管理を強化したい、コスト削減をはかりたい事業者にとっては有力な選択肢となることだろう。

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