ベクトルとLUCEが提携を通して新リユース・プラットフォーム『1.5次流通アパレルオークション』を創出

ECのミカタ編集部

アパレルの買取や販売を手掛ける株式会社ベクトル(本社:岡山県岡山市、代表取締役:村川 智博、以下「ベクトル」)とブランド品・時計・宝石のオークション事業を展開する株式会社LUCE(本社:東京都新宿区、代表取締役:播磨 克彦、以下LUCE)は、2019年1月に戦略的業務提携を締結した。

この提携により、2019年1月31日(木)にLUCEが運営するJDSオークションにて「新古品や中古品のアパレル」に特化したオークションを共同で開催するとしている。

横たわっていたオークション参加への障壁

ベクトル社によれば、フリマアプリの登場や大手企業の新規参入により、ファッションアパレルリユース業界では買取の競争が激化しているという。近年は、商品を仕入れる手段としてオークションへの参加を検討するリユース業者も少なくないが、競り方や入札ルール、真贋ノウハウなどオークション参加に必要な知識や技能を習得する必要がありハードルともなっていた。

提携によって課題を解決

そこで、かねてよりオークション事業を展開するLUCEと、様々な企業と提携し買取を行っているベクトルが、それぞれの強みやノウハウを共有し、アパレルに特化した「1.5次流通オークション」を開催する運びとなったのだ。オークションの参加者は、ベクトルが提携企業から買取した新古品や中古品の商品を仕入れることができる。

両社で開催するオークションは、初心者でも参加しやすいよう、アプリを通じてライブ中継される。リユース業者は、アプリを通じてオークションに参加することで、得意な分野での仕入れに注力することが可能となっている。

また競り日の前日には、無料の真贋講習会を開催する。競り用に集まった商品やストックしてある勉強用のコピー商品を使用し学び、競り方の予行演習も行うため、翌日の本番で実践感覚や相場感を養うこともできるのだ。

新たなに生み出されるリユース基盤

提携を通してベクトルは、LUCEと組むことで初めてオークション事業に参入する。商品をリユース業者に卸すことで、在庫の回転率や回転期間の効率化を図るという。

また希望するリユース業者には、ベクトルのマルチチャネル出品システムを提供し、「買取」から「販売」までトータルサポートする。在庫管理や入金管理はもちろん、問い合わせ対応や物流などバックヤードの作業もベクトルが引き受ける。今後ベクトルは、買取チャネルと販売チャネルの多角化を進め、1次流通企業・2次流通企業を問わず、リユースシステムを必要とする企業にベクトルの流通プラットフォームを提供していく方針だ。

一方のLUCEは、ベクトルが保有するアパレルに関する真贋ノウハウを提供してもらうことで、初めてアパレルのオークション事業に参入する。アパレル商品を新たにオークションで取り扱うことで、取扱点数の増加やオークション参加者数の伸びを見込むとのことだ。

さらなる価値の創出へ

今後は、両社で2ヶ月に1度、東京や大阪でのオークション開催を予定する。また、オークションの売り手側と買い手側の双方を募集しており、リユース業者だけではなく個人の方にもオークションに参加してもらうことで、リユース業界の活性化を目指す計画だ。

発展するEC市場の中でも、引き続き伸びしろが大きいとみられるリユース分野。そこでは希望と同時に様々な課題もあるが、今回の提携でその課題に対応するだけでなく、新たなプラットフォームの創出という熱度の高い展開となったようだ。その基盤が生み出す新たな価値に想いを馳せると共に、これからの新たな両者の取り組みにも期待がかかる。

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