ペイパルが第4四半期決算および2018年通期業績を公表

ECのミカタ編集部

グローバル決済においてのプラットフォーム及びテクノロジーをリードするペイパル(PayPal Holdings, Inc. (Nasdaq: PYPL))は2019年1月30日に2018 年第4四半期(2018年10月1日〜12月31日)の決算および通期の業績を発表した。

第4四半期概況

第4四半期では、収益は前年同期比13%増の42.3億ドルを達成。アクティブアカウント数(年に1回以上利⽤するユーザーの数)は同四半期に1,380万件増加した。その結果、合計決済件数は前年同期比 28%増の29億件に上昇。取扱⾼の総合計は 23%(FX ニュートラル:25%)増の 1,640億ドルとなった。

2018年通期概況

2018年通期では、収益は18%(FX ニュートラル:17%)成⻑し154.5億ドルを達成。アクティブアカウント数は17%成⻑し2.67億⼈に到達。1アカウントあたりの決済件数は 9%成⻑し、年間平均36.9件となった。合計決済件数は27%成⻑し合計99億件を達成。取扱⾼の総合計は27%(FX ニュートラル:26%)増加して5,780億ドルとなった。

「2019年は大切な意味を持つ年になる」

PayPalの社⻑兼最⾼経営責任者(CEO)であるDan Schulman氏は、次のように述べている

「2018年、当社は収益、新規アクティブアカウント、および当社プラットフォーム全体にわたるエンゲージメントについて、新たにベンチマークを設定しました。また、新製品の提供を開始し、既存の関係強化を図りました。それに加え、テクノロジー、小売、および金融の分野で最大かつ最も影響力のあるいくつかのグローバルブランドと新たな戦略的パートナーシップを締結しました。2,100万件のマーチャントアカウントを含む2億6,700万件の顧客アカウントにサービスを提供するべく、私達はサービス提供エリアを世界中に拡大しました。2019年は私たちにとって、もう一つの大せつな意味を持つ年になると信じています。そして、私たちは強みを活かし、オープンデジタル決済プラットフォームのリーディング企業としての地位を示していきます」

ECでの決済手段としても広く浸透しているペイパル。今回の決算についてもその業績の好調さを示す内容となったようだ。ペイパルは現在、実に200以上の国と地域で、100以上の通貨決済に対応し、世界中で約2億6,700万⼈が利⽤している。名実ともに世界をリードするオープンデジタル決済プラットフォームとして、2019年はどういった存在感を発揮するのかにも注目だ。

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