『SI Web Shopping』が消費増税と軽減税率に標準対応

ECのミカタ編集部

株式会社システムインテグレータ(本社:さいたま市中央区、代表取締役社長:梅田弘之、東証1部 証券コード3826、以下「同社」)は、ECサイト構築パッケージ「SI Web Shopping」の最新バージョン「SI Web Shopping V12.6」を2019年3月4日にリリースした。

老舗ECサイト構築パッケージ「SI Web Shopping」

「SI Web Shopping」は1996年に日本で初めて販売されたECサイト構築パッケージだ。累計1100本の実績を持ち、さまざまな有名ECサイトに導入されている。発売以来20年以上、時代ニーズに合わせて機能改良(バージョンアップ)を続けており、2019年3月に最新版「SI Web Shopping Ver12.6」をリリースした。

専門的なマーケティング製品との柔軟な連携性、堅牢なセキュリティで、が特徴だ。近年では「株式会社虎の穴」に、高い品質と高いカスタマイズ柔軟性が評価され、『とらのあな通信販売』の基盤として「SI Web Shopping」が採用されている。

「V12.6」で消費税の引上と軽減税率制度に対応

「V12.6」で消費税の引上と軽減税率制度に対応

その「SI Web Shopping」は今回、「SI Web Shopping V12.6」として2019年10月1日からの消費税率の引き上げと軽減税率制度に標準対応し、1.商品毎に消費税率を設定出来る機能 2.商品毎に軽減税率対象商品かどうかを表示する機能 3.カート画面にて税率毎の小計金額を表示する機能を追加した。

消費税軽減税率制度とは、2019年10月1日の消費税率引上げに伴い、消費者生活への直接的影響に配慮する観点から、「酒類・外食を除く飲食料品」と「定期購読契約が締結された週2回以上発行される新聞」を対象に、消費税を軽減する制度だ。ECサイトでは、主に「酒類・外食を除く食料品」を取り扱うサイトを中心に対応が求められているところだ。

進化を続けるEC構築基盤

同社は今回の発表に際し、次のように述べている。

「企業を取り巻く『デジタル・トランスフォーメーション』の波は収まることなく、むしろ波の大きさは増す一方です。IoTに代表されるように、顧客とのデジタルなタッチポイントはWEBサイト上に留まりません。多様化の進行は、未来の出来事でなく既に起きている現象であり、時流です。BtoC、BtoBを問わず、デジタルマーケティング基盤の再構築は企業にとって最優先で取り組むべき課題であるといえます」

同社ではこうした状況を踏まえて、顧客とのタッチポイントの多様化に伴い、高まるセキュリティのニーズに対応すべく、「SI Web Shopping」をECビジネスのコアシステムと位置づけ、堅牢なEC基盤をベースにEC事業者様の売上向上への貢献を進めて行くとしている。

消費税の再増税が迫る中、各EC事業者はそれへの対応を求められている。特に今回の増税では、食品への軽減税率の適用も盛り込まれており、より税務処理は複雑になるが、老舗EC老舗ECサイト構築パッケージ「SI Web Shopping」は、今回の機能追加によって、その面でも盤石な基盤として価値を新たにしそうだ。

 


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