YouTube広告事情をつかむ!ニールセン、デジタル広告視聴率の計測市場を拡大

ECのミカタ編集部

ニールセン デジタル株式会社(本社:東京都港区/代表:宮本淳)は、デジタル広告の視聴者属性別リーチ計測の業界標準であるニールセン デジタル広告視聴率(Nielsen Digital Ad Ratings: DAR)のYouTubeモバイルアプリ広告の測定市場を、新たに26市場追加したことを発表した。
既に測定サービスを開始している8ヵ国に加え、計34市場での計測サービスを提供する。

ニールセン デジタル広告視聴率(Nielsen Digital Ad Ratings )とは

ニールセン デジタル広告視聴率(Nielsen Digital Ad Ratings )とは

広告主や広告代理店は、ニールセン デジタル広告視聴率(DAR)を利用することで、広告効果をより正確に説明することができるようになる。

日本で2,800万人以上の登録者数を誇るフェイスブックの巨大なユーザー・データベースをパネルと見立て、ニールセンの持つオンライン・パネルの情報とを複合的に組み合わせることにより、日本のオンライン・ユーザーで広告に触れた人々を年齢、性別まで把握することを可能とした。

調査結果は24時間以内にオンラインのインターフェース上に表示されるので、サービスの利用者は自社のキャンペーンの広告効果をすばやく知ることができ、場合によっては必要な軌道修正をおこなうこともできる。

アジア諸国をはじめ、26市場を追加。YouTubeの広告視聴者を包括的に把握

今回、アジア諸国をはじめとする26市場がYouTubeのモバイルアプリ広告の測定市場として追加された。

これによって、日本を含む34市場でニールセン デジタル広告視聴率(DAR)が利用可能になり、マーケティング担当者はPCとモバイル双方のYouTube広告の視聴者を包括的に把握できるようになる。

本サービスの利用者は、YouTube広告を視聴したユーザーの年齢、性別などの属性情報、リーチ、フリークエンシーおよびGRP情報などテレビで使用されているものと同等の指標をつかって、広告到達効果を知ることができる。

YouTuber広告の測定には他のモバイルサイトと一貫性のある測定方法が用いられているため、メディアの媒体間の重複を排斥した「人」ベースでのリーチ測定結果を利用できる。

YouTubeがモバイル動画広告の在庫の大半を占めている今、YouTubeの動画のもの広告の視聴者の測定は、メディア消費の全体像を知るうえで重要な役割を担うだろう。


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