システム連携で誤出荷を削減 【ロジザード×ヤマトFC】

ECのミカタ編集部

ロジザード株式会社の提供するクラウド型WMS(倉庫管理システム)「ロジザードZERO」と、ヤマトフィナンシャル株式会社の提供する後払い決済「クロネコ代金後払いサービス」を連携させ、6月20日より一体型帳票の発行が標準で利用可能となった。

買い上げ明細書と後払い請求書がひとつに。誤出荷を防ぐ

買い上げ明細書と後払い請求書がひとつに。誤出荷を防ぐ

ロジザードZEROで出荷指示データを取りこんだ後、後払い請求書用の印字データをクロネコ代金後払いサービスAPIで取得し、お買い上げ明細書と後払い請求書の一体型帳票が発行可能となった。

これによって、各システムから個別に帳票を出力して商品梱包時に同梱する手間を削減し、出荷検品時に一体型帳票が検品対象となることで誤出荷を防ぐことが期待される。

クラウドサービスとの連携で配送をスムーズに

「ロジザードZERO」は、2012年9月に販売を開始したロジザード社開発のクラウドWMS (倉庫管理システム)。

高いコストパフォーマンス、幅広い業態の荷主を管理しうる柔軟性、導入までのスピード感、365日電話対応可能なサポート体制が大きな特徴だ。

さらには「システム会社」としてではなく、顧客1社1社に寄り添って丁寧に導入支援を行う「サービス会社」としての姿勢が評価され、既存顧客および業界周辺企業による紹介・口コミを中心に実績を伸ばしてきた。

導入実績は1000現場以上、とWMS業界においてトップシェアを誇る。

一方「クロネコ代金後払いサービス」は、購入者が全国主要なコンビニ・郵便局で商品代金を後払いできるサービスだ。

ヤマトグループが商品代金を購入店に対し立替払いをおこなった上、購入者に請求、購入者はコンビニ支払・郵便振替のどちらか好きな方法で、商品代金を支払うことが可能だ。

「クロネコ代金後払いサービス」の他にも、近年はECを利用した後払いサービスは増加している。

複数のシステムを利用するが故に、個別に伝票発行することで誤出荷や伝票を仕分ける手間が増えることも問題となっている。

今回の連携でそれらの課題が解決され、よりスマートな宅配が実現することに期待したい。


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