流通総額8億円突破!ECコスメ市場を牽引するNOIN

ECのミカタ編集部

ノイン株式会社(本社:東京都新宿区/代表:渡部賢)は、運営する化粧品ECプラットフォーム「NOIN(ノイン)」における2019年8月19日時点での累計流通額が8億円を突破したことを発表した。

月間50万人が日常的にコスメを探すプラットフォーム

月間50万人が日常的にコスメを探すプラットフォーム

「NOIN」は、今すぐほしい化粧品を簡単に探せるアプリだ。

2017年10月よりダウンロードを開始し、「家にいながらコスメが買える」「スキマ時間に最新コスメがチェックできる」という利便性が高い支持を得て、2019年には200万ダウンロードを突破した。

2019年8月時点では取り扱い商品は6,000種類を超え、累計流通額8億円を突破。

月間に約50万人が日常的にコスメを探すプラットフォームに成長している。

2019年7月からは東京大学との共同研究を開始し、「NOIN」ユーザーの購入行動に関するデータを分析、解析結果を化粧品メーカーに提供することで、各ブランドの販促施策強化、新商品開発支援もスタートした。

化粧品購入体験が販路を拡大!残業帰りのユーザーをターゲットに

化粧品購入体験が販路を拡大!残業帰りのユーザーをターゲットに

アプリリリースから約1年半という短期間で流通額が伸びた要因として、「NOIN」ユーザーがこれまでにない化粧品購入体験を体感できているのではないか、と言われている。

ECプラットフォームである「NOIN」は、24時間365日いつでもどこでもメイク情報を入手し、化粧品を購入することが可能だ。

これまで実店舗では厳しかったマーケティング施策を実現可能としたことが、流通額8億円を記録した結果の要因と考えられる。

特徴的な事例が2つある。

1つ目は「残業帰り」のユーザーをターゲットにした例だ。

「NOIN」は平日よる21〜23時の時間帯、サイトアクセスと売上が高まる傾向にあった。

小売店舗が閉店しているためにコスメを買いにいけないという消費者のニーズを捉えた結果、売上に反映されたようだ。

また、残業を終えたあとの自分へのご褒美に、と購入を決めるユーザーも多い。

消費者インサイトを分析したところ、深夜にかけてユーザーの購入商品がメイクアップ目的のものからスキンケア目的のものへ変化していく傾向も見られた。

こうしたデータをもtに、時間帯によって表示する商品や広告の文言を変更することで、消費者と商品のマッチングを効果的におこなえたことが結果につながった。

リアルなコスメ情報の提供で信頼度アップ

リアルなコスメ情報の提供で信頼度アップ

2つ目として、「NOIN」が運営しているInstagramアカウント「NOIN.tv」が「今すぐに知りたい」という消費者ニーズに合わせた情報を提供した事例だ。

「NOIN.tv」は、19万人を超えるフォロワーを有し、メイクのハウツー動画や商品の利用体験談、比較検討コンテンツなどを日々展開している。

「NOIN.tv」で購入された商品の購入率は総じて高く、最短で投稿後1時間以内に完売してしまうケースも続出している。

特徴的な点としては、「NOIN.tv」で紹介された商品に対し、フォロワーからきた質問にはInstagramのストーリーズ機能をつかって返答をおこなった。

メイクに関して悩んでいるフォロワーに対し、必要な情報を迅速に提供し、消費者の「今すぐ知りたい」というニーズに応えたことで、満足度の高い購入体験の実現に至った。


化粧品のオンライン購入率は6%と未熟な市場となっている今、NOINはオンラインを活かした即時性の高いサービスの提供によって消費者の潜在的なニーズを掴み、国内化粧品ブランドの競争力強化に貢献していく考えだ。

EC化粧品市場の構図が塗り替わる日は近いかもしれない。


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事