百貨店のECサービスを代行する「DaaS」、新たに4社5店舗と提携

ECのミカタ編集部

株式会社ストライプデパートメント(本社:東京都中央区/代表:石川康晴)は、自社の展開する百貨店向けECサービス『DaaS (Department EC as a Service)』において、新たに百貨店4社5店舗と業務提携し、各社の百貨店ECサービスを開始することを発表した。

4社5店舗の百貨店ECサービスをスタート

4社5店舗の百貨店ECサービスをスタート

この春「DaaS(ダース)」において、4社の百貨店ECサービスを開始する。
株式会社津松菱(本社:三重県津市)、株式会社リウボウインダストリー(本社:沖縄県那覇市)、株式会社さいか屋(本社:神奈川県川崎市)の藤沢店・横須賀店、株式会社藤丸(本社:北海道帯広市)の4社5店舗だ。

ストライプデパートメントは、全国の百貨店とともに、顧客へより快適で生活を豊かにするショッピング体験を提供し、地域活性化の一助となるよう努めていく所存だ。

百貨店のECサービスを代行

「DaaS」 は、百貨店にECプラットフォームを提供し、百貨店ECサイトの運営をストライプデパートメントが代行するサービスだ。

2019年9月、株式会社大和の金沢香林坊店、株式会社トキハの別府店にてサービス開始し、各百貨店の顧客に約1,000ブランドの品ぞろえで24時間ショッピング可能なECを提供している。

EC化することによって、従来の百貨店の顧客層より若年の顧客を中心に、百貨店の営業時間以外の時間帯にも多く利用されるようになる。

ストライプデパートメントと比べて、顧客の購入単価が約1.5倍となり、購買意欲の高い百貨店の顧客とストライプデパートメント取り扱いの高感度ブランドとの親和性の高さも確認されている。

提携先百貨店もEC化に期待

提携先百貨店もEC化に期待

今回のサービス開始に、提携先百貨店も期待を寄せている。

リアルとネット双方でカバーできることや、自社の「いいモノ」をECを通じて様々な地域や年齢層の顧客に提供できること、現代の買い物スタイルにマッチしていることがメリットだ。

本来百貨店といえば、一つの店舗で様々な商品を手に取れる点が魅力ではあるが、EC上で同様のプラットフォームが当たり前になった今では、百貨店とECサービスの親和性の高さに期待だ。


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