【ネクストエンジン】在庫連携の更新間隔が“最短5分”に短縮

ECのミカタ編集部

NE株式会社(本社:神奈川県小田原市、代表取締役社長:比護則良、以下「同社」)は、「ネクストエンジン」において、在庫連携の更新間隔を5分に短縮する機能強化を実施した。

売越リスク低減&販売機会拡大

Hamee(ハミィ)株式会社(本社:神奈川県小田原市、代表取締役社長:水島育大、証券コード:東証プライム 3134)の100%子会社であるNE株式会社は、クラウド(SaaS)型EC Attractions「ネクストエンジン」において、利用するEC事業者の売り越しリスクの低減および販売機会の拡大を目指し、在庫連携の更新間隔を5分に短縮する機能強化を実施した。同社は、機能強化の背景について次のように述べている。従来「ネクストエンジン」は、ECモール・カートシステムの仕様による制約やサーバー負荷の観点により、在庫連携の更新を10分間隔で行っていた。

この更新間隔による売り越しのリスクは大きくなかったが、利用中のユーザーや導入を検討しているEC事業者からは、さらなる短縮を求める声が寄せられていたという。その失せで同社は「ネクストエンジン」の更なるパフォーマンス向上を目指したシステム基盤強化にも取り組んでおり、直近では利用中のユーザーへの影響を最小限に留めつつ、安全に機能改修が行える基盤が整ってきたことから、カスタマーサクセスを実現するべく、今回の機能強化を実現ましたとしている。

機能概要

機能概要

「ネクストエンジン」は、複数のEC店舗を運営する際に欠かせない在庫連携機能を有しておいる。同機能は、複数のEC店舗で同一の商品を販売する際に増減する「在庫数」を自動連携することで、販売機会を常に最大化しつつ、売り越しのリスクも低減する目的で多くのEC事業者が活用中だ。

今回の機能改修を通して、在庫連携機能の更新間隔が「最短5分」になった。同社はこれにより、今まで以上にスピーディな在庫情報の同期を実現し、EC事業者におけるさらなる売り上げ拡大に寄与するとしている。また更新間隔の短縮に伴う追加料金は発生せず、これまで通り標準機能として提供されるとのことだ。

現場主体でスピーディに実装

同社は、今後の展開として次のように述べている。

「当社はインクルーシブな企業文化の醸成を大切にし、様々な職能のメンバーで構成された組織体制を推進しております。本機能は、カスタマーサクセス、セールス、エンジニアなど複数の職能のメンバーが同じ課題に向き合ったことがきっかけとなり、現場主体で意思決定から実装までスピーディに進行いたしました。引き続き組織力の向上、システム基盤の最適化など、全方位的なアプローチによってクリエイティブ魂に火をつけ、今後は更なる価値の連鎖を目指します」

このようにクラウド(SaaS)型EC Attractions「ネクストエンジン」において、在庫連携の更新間隔を5分に短縮する機能強化が実施された。それを通して、利用するEC事業者の売り越しリスクの低減および販売機会の拡大に寄与するものとなっており、EC事業者に寄り添うことを通して、その価値をさらに高めることになりそうだ。

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