オプトの【Oxcim®β版】が楽天での市場規模&売上分析が可能に ~Amazonと楽天のECデータを1つの管理画面で同時に分析~

ECのミカタ編集部

株式会社オプト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:栗本 聖也、以下「オプト」または「同社」)は、同社の「Oxcim®β版」において、楽天のECデータ分析できるようチャネルを拡大させた。

ECモール攻略を支援

「デジタルで、この国の新しい基本をつくる。」をミッションに掲げるオプトは、複数のECモールを総合的に判断し、クロスチャネルで最適化を目指す業界初(同社調べ)のSaaSである「Oxcim®(オキシム)β版」において、本年9月20日より楽天市場のECデータ分析できるようチャネルを拡大させた。

「Oxcim® β版」は、複数のECモールを総合的に判断し、クロスチャネルで最適化を目指すSaaSだ。ECモールでの売上拡大に向け、マーケット状況の分析やポジショニング、問題発見、売上の要因まで一連のプロセスにおける分析が容易に行えるようになる。

同社は、メーカー企業のECモール攻略を支援する無料のデータ統合プラットフォームであり、デジタルマーケティング業界を牽引してきたオプトの運用知見を凝縮させているのが特徴だとしている。

楽天市場分析機能の概要

楽天市場分析機能の概要

◆楽天市場「マーケットビュー」機能

▷ 楽天市場における、商品カテゴリごとのTOP100の売上規模がわかる。

▷ 指定した商品の売上を商品管理番号ごとに確認できる。

※他社商品は、各カテゴリ上位1,000件以内の商品が対象。
※オプト独自の機械学習技術により算出された推計データ。

◆楽天市場「KPIビュー」機能

▷自社商品のブランドごとに、売上などを確認することができる。

▷期間や競合を設定し、他社と売上の比較することができる。

▷ECモールの売上を構成するとされる閲覧数やCVR(顧客転換率)、販売単価の分析ができる。

▷楽天市場の管理画面では計測の難しい、商品画像枚数・価格割引率・ランキングなどの分析ができる。

※現在は掲載順位(自然検索)・掲載順位(広告)・指名検索・レビュー平均値、レビュー数、商品画像枚数、販売価格の分析が可能。機能は段階的にアップデートを行なっていく予定。
※一部データはアカウント開設後より蓄積が開始されるため、早期のアカウント開設を推奨。

楽天・Amazonでのクロスチャネル最適化が可能に

楽天・Amazonでのクロスチャネル最適化が可能に

このように複数のECモールを総合的に判断し、クロスチャネルで最適化を目指すECデータ統合プラットフォーム「Oxcim(オキシム)®β版」で楽天市場での市場規模分析や売上分析が可能になった。

これにより、今まで開示されていなかったため計測の難しかった楽天市場での競合分析や自然検索と広告の掲載順位の計測が可能になる。また、「Oxcim®」に実装していたAmazonの分析とあわせ、国内ECモールにおいて1位2位の市場規模を誇る楽天市場とAmazonのマーケット状況の分析やポジショニング、問題発見、売上の要因の分析が1つの画面でできるようになり、ECモールでの売上拡大に向けクロスチャネルで最適化を目指すことができるようになった。

「Oxcim®」は、2022年度以内にPayPayモール(旧Yahoo!ショッピング)への対応も完了する予定であり、年内で200社への支援を目指すとしている。また、上記ECモール対応後も、市場の変化に合わせてメーカー企業の販路のデジタルシフトを支援すべく、機能を拡張するとしており、これからの進化にも視線が集まりそうだ。

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