顧客対応クラウド「Re:lation」、ユーザ権限設定が一括登録できる新機能をリリース

株式会社インゲージ（本社：大阪府大阪市、代表取締役CEO：和田哲也、以下「インゲージ」または「同社」）は、同社が開発・提供する『Re:lation』について、「権限グループ」機能をリリースした。

多様化するサービスを一つの画面で捉える

インゲージは、同社が開発・提供する顧客対応クラウド『Re:lation（リレーション）』について、一括でユーザの権限設定ができる「権限グループ」機能を新たにリリースした。なお「権限グループ」設定は『Re:lation』のオプション機能となる。『Re:lation』は、複数の問い合わせ窓口を一元管理し、チームで共有できる顧客対応クラウドだ。

メール、電話、チャット、LINE、Twitterなど多様化するコミュニケーションサービスを一つの画面で扱えるため、顧客との接点が増え複雑になった問い合わせを手軽に一元管理できる。さらに、二重返信や対応漏れを防止するステータス管理やWチェックができる承認機能といった、複数人での問い合わせ対応で生じがちな様々な課題を解決する機能を備えている。加えてテレワークなど多様な働き方にも対応。業務効率化・可視化を実現し、人材教育にも寄与している。

グループ単位で一括設定できる

『Re:lation』は、機能（受信箱・アドレス帳・ダッシュボード）の権限管理をユーザごとに持ち、幅広い顧客事業者の業務体制に対応し、円滑な運用を支援してきた。一方で、社員のアカウントの増減、異動の機会が多い顧客事業者にとっては基盤が柔軟であるがゆえに一人ひとりの設定に工数を要する点も課題としてあったという。特に大規模な組織で利用する際には、業務負担になり得るケースもあった。

そこで同社は、新機能のリリースに至ったのだ。新機能によって、今までは個々に行っていた各機能の権限設定をグループ単位で行うことが可能になった。個々のユーザアカウント設定時にグループに紐づけるだけで複数の権限設定が一括で行える。同社は、アカウントの増減に伴う設定作業をシンプルにし、設定の抜け漏れや設定工数の削減が期待できるとしており、EC事業者をはじめとした幅広い事業者における顧客対応の円滑化に寄与することになりそうだ。