家畜福祉に特化したブランド「KAITEKI」がリリース 家畜福祉と生産者の経営改善を追求する

ECのミカタ編集部

日本から世界へ発信! 家畜福祉に特化したブランド KAITEKI をリリース!

ファームエイジ株式会社(以下:ファームエイジ)は、家畜福祉と生産者の経営改善を追求した商品ブランド「KAITEKI」の販売を公式オンラインショップにて開始した。

農家が抱える課題解決や経営改善に貢献

日本では「家畜福祉(アニマルウェルフェア)」の認知度は低く、関連する製品も少ない状況である。「KAITEKI」は新たに家畜福祉に特化した高機能アイテムを通じ、持続可能な農場づくりに貢献する。

資材費や餌代の高騰、異常気象の多発など、生産者の経営状況は厳しさを増しており、家畜福祉を考える余裕がない生産者も多い。「KAITEKI」は家畜へのメリットだけでなく、農家が抱える課題解決や経営改善に貢献できるよう設計されている。

生産者へのメリットとして、以下の内容があげられている。

◆生産物の品質向上と低下を軽減
◆付加価値がつくことで差別化ができる
◆疾病や感染症の減少による労働環境改善
◆消費者に認知しやすいブランドに
◆持続可能な農場づくりに貢献

子牛用ネッククーラーを販売

リリースの第一弾として、子牛用ネッククーラー「ファームクール」が公表されている。

乳牛は暑さに弱く、限界温度が27℃程度といわれている。限界温度を上回ると、餌の食い込みや乳量、さらには受胎率低下などを引き起こしてしまう。「ファームクール」により子牛の暑熱ストレスを下げることで、パフォーマンス低下を防ぐ。

素材は、人間の衣服などにも使われる接触冷感素材を採用。触ると冷たく感じるだけでなく、熱伝導・熱拡散にも優れている。さらに、生地に含まれる水分を吸収・拡散する「気化熱」を利用することで、冷却効果を高めている。

ストレスが多い環境において、パフォーマンスを最大限に発揮できないことは人間も家畜も同じである。「家畜福祉」を考慮することでコストやリスクが低減、結果的に経営全体に寄与することも期待できるだろう。「KAITEKI」をきっかけに、日本国内で「家畜福祉」への取り組みが普及することが期待される。


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