ネット通販、購買行動に「慎重さ」が増す価格の目安は1万円 あるるモール調査

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ECのミカタ編集部

高額商品のネット購入で“確認行動”が顕著に。レビュー確認66.4%・比較検討64.4%―購入を後押しする条件とは

株式会社システムリサーチが運営する「創作品モールあるる」(以下、あるるモール)は2026年5月9日、「ネット通販の際の金額変動による行動変化」に関するアンケート調査を実施した。

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調査概要

◆調査対象:全国の20~60代のネット通販利用者
◆調査期間:2026年4月28日
◆調査機関:クラウドソーシングサイト
◆調査方法:各質問項目の回答割合を算出
◆有効回答数:300名
◆出典:創作品モールあるる
◆調査データ:「ネット通販の際の金額変動による行動変化」に関するアンケート調査(株式会社システムリサーチ)

約9割が「金額によって行動が変わる」と回答

「通販で商品を購入する際、金額によって行動は変わりますか?」と質問したところ、約9割が「変わる」と回答した。

高額商品をネットで購入する際の具体的な行動としては、「レビューや口コミをより詳しく確認する」66.4%、「複数の商品やサイトを比較する」64.4%、「購入を一度保留する」49.0%といった回答が上位となった。

また、「実物を店舗で確認する」というオフラインでの確認行動も一定数見られている。価格が高くなるほど、比較検討や情報収集を重視する傾向が明らかになった。

「1万円以上」が1つの分岐点

金額による行動の変化にの理由は「失敗したくない」68.5%、「価格に見合う価値か判断したい」65.1%が半数以上を占めた。

高額商品ほど「失敗への不安」が強まり、不安を解消するために、レビュー確認や比較検討が行われていることがうかがえる。

また、どの程度の金額から行動が変わるかについては、「1万円以上~3万円未満」36.0%、「3000円以上~1万円未満」34.3%が目立った。この結果から「1万円以上」が1つの分岐点となることがうかがえる。

レビュー、サイズ、信頼性が購入の判断材料に

どのような条件があれば、高額商品でもネットで購入するかを質問。「レビュー数・評価が十分にある」56.9%、「詳細なサイズ・仕様情報が掲載されている」51.0%、「ブランドや販売元の信頼性が高い」49.3%、「返品・交換保証がある」46.9%とう結果となった。

本調査結果について、あるるモールは次のようにコメントしている。

「高額商品の購買行動は価格そのものではなく、『判断できるだけの情報があるかどうか』によって大きく左右されている可能性が示されました。消費者は高額になるほど慎重になりますが、その不安はレビューや詳細情報、比較材料といった要素によって解消される傾向があります」

レビューや比較材料、保証内容など、ユーザーの購入判断を後押しする情報設計がこれまで以上に重要になるだろう。