9割以上がAI検索による接点・流入機会の減少に危機感 GMO NIKKO調査
GMO NIKKO株式会社は2026年9月29日、「AI検索時代における企業のAIO/LLMO(※)対応の実態と課題」に関する調査結果を発表した。
※生成AIやAI検索に、自社情報が適切に参照されやすいよう情報発信やサイト構造を整える取り組み。
調査概要
◆調査テーマ:「AI検索時代における企業のAIO/LLMO対応の実態と課題」に関する調査
◆調査期間:2026年8月10日~8月12日
◆調査主体:「GMO AIOブースト」(GMO NIKKO株式会社)
◆調査地域:日本国内
◆調査対象:調査回答時に企業のマーケティング・広報・Web領域の担当者および責任者と回答したモニター
◆調査人数:1003名
◆調査方法:PRIZMAによるインターネット調査
◆出典:「AI検索時代における企業のAIO/LLMO対応の実態と課題」に関する調査(GMO NIKKO株式会社)
9割以上が「AI検索」に危機感も経営課題には至らず
AI検索の回答内に自社情報が表示されず、接点や流入を失う可能性について、「非常に危機感を持っている」42.1%、「やや危機感を持っている」51.4%で、合計93.5%が危機感を示した。
一方、危機感を持っていると回答した人のうち、AI検索に対する危機感の社内共有状況について、会社全体で共有できているという回答は16.5%にとどまった。
「個人レベル」が39.3%、「部署レベル」が44.2%の認識にとどまっており、多くの企業で経営課題として位置づけられるまでには至っていない現状が浮き彫りになっている。

対応の障壁は「社内の知見・ノウハウ不足」が最多
AIO/LLMO対策を「本格的に実施している」36.1%、「一部で実施している」54.4%で、合計90.5%が実施していると回答した。
AIO/LLMO対策を実施していると回答した人のうち、対策を進める上での課題(複数回答可)は、「効果測定・KPI設計が難しい(AI経由の影響が可視化できない)」37.9%が最多となった。
一方、AIO/LLMO対策未着手と回答した人の、対策を実施していない理由(複数回答可)は、「社内の知見・ノウハウ不足」33.7%が最多となった。
GMO NIKKOはこれらの結果から「AIO/LLMO対策を進めるにあたっては、『対策による影響の可視化』や『実践的なノウハウの不足』が特に課題となっていることがわかりました」とコメントしている。

AI検索で重要な要素は「情報の出どころ」
今後のAI検索で重要になると考える要素については、「情報の出どころがはっきりしているか」30.8%、「内容がわかりやすくまとめられているか」30.7%と続いた。
また、対策を進めるうえで必要な支援については「何から始めればよいかの手順やガイドライン」31.0%、「自社に合った施策の提案やコンサルティング」30.4%を求める声が多く、具体的な進め方へのニーズが高いことが明らかとなった。

企業のAI検索対応は必要性の認識が先行する一方で、運用と評価の整備が追いついていない実態が明らかになった、本調査。今後の施策の参考にしたい。


