50代の「EC利用頻度」全世代でトップ、月に2〜3回が最多 スポルアップ調査
株式会社スポルアップは2026年9月17日、「『50代のEC利用実態』に関する調査2026」の結果を発表した。
調査概要
◆調査名:「50代のEC利用実態」に関する調査2026
◆調査方法:インターネット調査
◆調査対象:全国50〜59歳の男女(ECアクティブユーザー)
◆有効回答数:300名(男性150/女性150)
◆調査期間:2026年9月16日
◆調査主体:株式会社スポルアップ Research Division
◆出典:「50代のEC利用実態」に関する調査2026(株式会社スポルアップ)
利用頻度1位は「月に2〜3回」
予備調査では50代のEC利用率が全世代で50代が74%と、最も高かった。今回の調査では、50代に直近3カ月の平均的な利用頻度を質問。「月に2〜3回」が最多の33.0%、「月に1回程度」28.3%、「2〜3か月に1回程度以下」27.3%となった。
「週に2回以上」「週に1回程度」と回答した人も合わせると、月1回以上の利用は7割以上を占めた。

ECで買い物をする理由(複数回答)は、「店で買うより安い・ポイントが貯まる」68.0%、「店に行く手間・時間が省ける」64.3%が上位2つとなった。
「重い物・かさばる物」は女性46.0%・男性37.3%と、女性で高い結果に。一方、「店員や人と接さずに買える」8.0%、「家族に頼まれる・家族の分をまとめて買う」8.0%は少数にとどまった。

買っているものは「日用品」「食品」が上位
直近3カ月にECで購入したカテゴリ(複数回答)は「日用品」47.0%、「食品」41.7%が上位に並んだ。続いて「健康食品・サプリメント」31.7%、「アパレル」31.7%、「飲料」31.0%、「家電」30.3%となる。
性別では化粧品が女性41.3%・男性10.0%。家電が男性38.0%・女性22.7%。健康食品・サプリメントが男性36.0%・女性27.3%という結果に。性別による違いが確認された。

ECで感じる不満・不安(複数回答)では「実物を確かめられない(サイズ・色・質感)」が63.3%で突出した。
よく使う層(月2〜3回以上)では「レビューの信頼性・偽物」30.8%(月1回以下 20.4%)、「決済・個人情報の安全性」18.0%(同10.2%)が高かった。ECをよく利用する層では、「信頼」に関わる不安も一定程度みられた。

定期便や置き配・宅配ボックスへの対応などが重要
スポルアップは本調査の結果を受けて、EC事業者に対して以下の示唆を示した。
◆「安さ・ポイント」は両層で上位、よく使う層は「時間」「品揃え」「比較」も挙げる
▷価格訴求に加えて、よく使う層が評価している点(いつでも買える・品揃え・比較のしやすさ)を伝える余地があると考えられる。
◆「実物を確かめられない」不満への対応
▷サイズ・色・質感が分かる商品情報(実寸・着用・質感の説明、レビュー写真)と、返品・交換手続きの簡便さが、50代の不安を下げる直接の手段になる。
◆重量物・受け取り設計
▷「重い物を運ばない」は女性で特に高く、自由記述でも米・水・ビールのケース買いが挙がった。定期便や置き配・宅配ボックスへの対応は、この層の便益を支える基盤となる。
50代がターゲット層の事業者はもちろん、そうでない事業者もぜひ、施策検討に本調査結果を参考にしたい。


